ハーレクイン<br> 涙色のほほえみ

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ハーレクイン
涙色のほほえみ

  • ISBN:9784596223760

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内容説明

報われなくても、傷ついてもかまわない。この想いで彼の心が癒せるなら――

母を亡くしたばかりのアビゲイルには、早急にお金が必要だった。看護師として働いていた病院は母の看病のために辞めていたし、少しずつ切り崩していた貯金も、葬儀代で底をついてしまったからだ。そしてオランダでの仕事で会ったのが、ファン・ワイケレン教授だった。外科医の彼は容姿端麗で、聞きほれるほどすてきな声の持ち主だ。ただし、目にも口調にも温かみはなく、彼女を嫌っているようだった。でもどんなにうとまれても、彼に会うと胸はどきどきしてしまう!教授は昔、誰かに傷つけられて、冷たく気難しい人になったという。彼がまた人を愛せるよう、私が役に立てればいいのに。だから今日も、アビゲイルは涙を隠してほほえみつづけた……。

■恋を知らないヒロインは、クールな外科医のヒーローの態度にとまどいながらも、惹かれる気持ちを止められません。実は彼が次から次へと患者を紹介して、彼女をそばに引き留めようとしているとは思いもせず……! 『咲かない薔薇』『指輪のゆくえ』の関連作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

veri

11
もー。教授がダメでダメで!笑 不器用にも程があるわ!と突っ込みながらも読む読む。多分ベティさんは初めて読みます。漫画は何度か読んだけれど。そっけなーい文章だけど不思議と読みやすい。大きな波はないし飽きそうにもなるけれど、なんだかんだであっという間。こういう穏やかな恋ができたら素敵だなぁとしみじみw(教授のツンは勘弁ですが)2015/12/26

びわ

8
やっと、読めた~。べティにしては、給料払うのを忘れたりとか。実務面が心配なヒーロー。それだけ、ヒロインに心を乱されていたってことかしら?最後、必死に探す描写があるとよかったな。ラストちゃんと謝って、説明もしたから、よかったかな。ヒロインは、若いのに忍耐強くてしっかりしていたなあ。幸せにラブラブしてほしい2015/09/01

rokoroko

6
最後の未邦訳。という事はほとんどベティの作品読んだという事らしい。そんな思い入れもあって、本当に楽しんでよんだ。41歳の医師とまだうら若い、自立したやさしい看護師。40過ぎているのに自分の気持ちもつかめずツンツンでれでれの医師。彼の気持ちがつかめず、揺らぐ若い娘。まあ可愛い。亡くなったのが惜しまれるベティ。もう作品ないのか・・・2015/06/09

やまと

4
ヒーローの気持ちの描写がほんどなく、何を考えてるか最後のの最後にしかわからなかった。 あと賃金の未払いが妙に気になった。2015/08/14

森のウサ子さん

3
電子書籍にて。確かに元妻の裏切りは手酷いものだけど、元妻を愛していなかったのに気持ちを間違えて結婚しておきながら何十年も引きずるとか、ちょっとナーバスすぎじゃないです??さらに自己分析によればそれが自尊心を傷つけられたからだときたひにゃー、アンタ。ドン引きですよ。序盤はそっけないヒーローに傷つけられるヒロインちゃんに萌えたけど、なんかヒーローが微妙でその男やめとけとしか思えず。あと給料払えよ。2017/07/11

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