内容説明
身寄りをなくし、初めて会う「祖父」を訪ねて、人と妖精とが共存する街・横濱にやって来た少女・マニ。これは、20代にしか見えない「祖父」と一緒に暮らすことになった彼女が遭遇する、騒がしくも優しい妖精譚――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツン
77
主人公のも、おじいさん(笑)のも、秘密が明かしきらないままに終わっているので、続きが読みたいです。これから新学期も始まるんだし。2023/08/27
たるき( ´ ▽ ` )ノ
31
これは続きが出るのかな?この一冊だけでは消化不良だなぁ。横浜が舞台だし、パタパタさんはかわいかったけど、謎が多すぎる。2019/09/14
まりも
31
幼い頃から妖精を見る事が出来た少女マニが、母を失った事をきっかけに祖父の住む横濱で暮らすことになる…な話。竹岡葉月先生らしい安定感のある作品で読むと心が温かくなりました。個性的なキャラクターたちと要所要所で感じる横濱要素が良い味を出してますね。ちょっと悪い妖精さんも出ますが、憎めない性格をしているので不快な気持ちになる事がないのもグッド。まだまだ春比古さんには謎が多いし、今後明かされることを期待しつつ、次巻を待つことにします。2015/06/16
よっち
24
幼い頃妖精とともに育った少女・マニが、母を失ったことを機に祖父のいる横濱にやって来ることになって、妖精探偵社を営む金髪和服姿の青年で祖父の春比古と妖精絡みの事件を解決していく物語。著者さんらしい筆致でほのぼのテイストが展開されるストーリーは、妖精・パタパタさんと再会できたマニの何か曰くありげな生い立ちや、一応立場の説明はされたものの、まだまだ謎を抱えていそうな天然の春比古さんの秘密を探っていく物語になりそうですね。登場人物たちも個性的で、イラストも雰囲気とよくマッチしていました。次巻も楽しみにしています。2015/06/13
assam2005
23
「おいしいベランダ」が気に入ったのでこちらも読んでみました。こちらは恋愛要素がなく、設定も一風変わったものばかり。天涯孤独かと思われた少女マニが引き取られた先はおじいちゃん(金髪和服の青年)。周りには見えないものが見えるマニ。その正体は妖精。周りには見えないが為に変人扱いされることに疲れたマニがようやく見つけた仲間。楽しい世界ではあるのですが…。もともとこの路線の作風だったのかな?でも、私はこちらよりもベランダ派だなぁ。2017/12/06