内容説明
本書は、論理的な文章を書くためのトレーニング・ブックです。論理的な文章というと、小論文や作文などを思い浮かべますが、その程度の長さがなければ論理的な文章(あるいは非論理的な文章)にならないかと言えば、そんなことはありません。つまり、短い文章でも、論理的な文章もあれば、非論理的な文章もあります。そこで本書では、論理的な文章を組み立てる「頭脳」を効率的に身につけるべく、比較的短い文章を使って、説得力のあるロジックを組み立てるトレーニングを行ないます。冒頭、論理的な文章とはいかなるものか、その基本を解説し、本編では、文章の結論を説得力をもって支えるロジックの組み立て方、次いで、論理的な文章の「フォーム」を身につけます。また、非論理的な文章を論理的な文章に書き換えるトレーニングも行います。これさえマスターすれば、論理的な文章を書くための基本OSが身につくことでしょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tomono Mitsuhiro
2
タイトルは13歳から〜、とあるが問題形式になっており、それを解こうとすると難しい。 本にも記載があるが、日本人ならではの阿吽の呼吸のため言わなくてもわかるよな?的で省いているのかもしれないが論理的な文章は数学の証明問題みたいなものだから、きっちりと説明理屈を示すことで突っ込まれどころをなくす。逆説の接続詞は使わない。 なお、一番のコツは分かり易い文章を心掛けて、証明していくことが近道。2017/06/29
nako*beary
2
使えるかな?と思って読みましたが、うん、使えない。例文は中学生向けだけど、その説明が通用するのは11、12歳では?それにしたって「この文章は正しそうに見えますよね」というだけでなぜ正しいかを説明しないって、論理的な文章について書いた本としてありなんでしょうか…。とりあえず、例文の、使えそうなものだけは参考にさせていただきます。「蜘蛛には足が8本ある、だから蜘蛛は昆虫ではない」のような論理の飛躍はよく見るので…2013/01/22
905
1
これ、13歳に理解しろってちょっと無理あるだろ。2013/05/31
きそちゃん
1
13歳からってあるけどなかなかレベルは高め。読んでて何回も違和感やら何で?って感じたのはわたしに論理的思考が皆無だったからかしら、、ぶっちゃけよく分からんかった分かりにくい2012/12/13
かと
0
ロジカルシンキング系の本で一番分かりやすかったです。 この著者は素晴らしいと思います。 内容は忘れましたが、論理の基本的な要素の説明と、 演習だったはず。2011/04/20