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内容説明
2007年から団塊の世代の大量定年が始まり、「定年後」をどう過ごすかに50代の関心が集まっている。退職金を元手にビジネスに挑戦する、ボランティアに打ち込む、趣味の世界で一流になる、田舎暮らしでのんびり過ごす……。夢はおおいにけっこうだが、自分が辛くなるように考えてはいけない。定年後は“気軽”に生きる――それだけでいいじゃないか。本書は、大手広告代理店幹部社員から40代後半で独立、作家兼経営評論家として歩んできた著者が、自らの経験を踏まえて、60代からを楽しんで生きるための知恵をアドバイスしている。趣味の愉しみ方から夫婦円満のコツをはじめ、第二の人生のヒントとなる名言・名句や歴史上の逸話を紹介。「生きがいよりも生き方だ」と語る、著者ならではの生き方・考え方が飄逸な筆致でつづられている。「会社一筋」で来た人や、老後に漠然とした不安を感じている人におすすめ。『定年後に笑う人』を改題の上、再編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よし
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なぜに自己啓発本?と思われるかもしれませんが、はい、そういう年が近づいているからです。自己啓発というか、定年後の自分探し本ですね。全く最後まで読めなかったんですが、この本は読めました。それは歴史上の人物の逸話満載であったことでしょう。それが面白い。著者は47歳で会社を退職。その後、経済評論家として講演会等されている方。なので引き出しが多いはずです。50代で今後の生き方を探し、定年後、自分がどう生きるか?そんな命題に作者は経験から提示してくれていますが、答えは好きなように生きる(笑)気が楽になる本でした。2016/05/22