月刊コミックアヴァルス 雨のち雨、時々にわか雨

著者名：右田いこい

マッグガーデン（2015/06発売）

• ISBN：9784800004628

内容説明

雨男＆天才男子高生気象予報士のお天気キャスター物語　幼なじみの晴太郎を雨男だと言ってイジメる周囲を論破する事と、「自分が雨の原因」という本人の思い込みを止めさせるために、気象予報士の資格を小学生の時に取得してしまった、天才男子高校生烏丸青。ある日、地元ローカルTV局から青に、とある依頼が舞い込んでくるが…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[しましまこ]

幼馴染みの晴太郎=『雨男』を否定するため気象予報士になった青。二人でお天気キャスターに、いいコンビだ。

2015/05/18

[森本コスオ]

私、こういう理屈くさいけど筋通った説得ができてほっこりさせてもらえるお話が、やっぱり好きだと確信した。右田さん作品2作目。雨男と呼ばれトラウマまである幼馴染みを救うため10歳で気象予報士資格を取得したアオ。気象会社社長・JK好きのおじいちゃんにスカウトされキャスターになり、めちゃめちゃ理屈くさすぎて毛嫌いされながらも、幼馴染み・ハレとともに「雨男」のように説明しきれない言い伝えなどを必死に体を張って解明していく。とても心温まるお話でした。一巻で終わりなのがとても勿体無い。

2015/07/23

[corosukepon]

ぶれないアオちゃんがカッコイイ＾＾アオちゃんのアオちゃんになりたいハレくん、頑張れっ！中々良いお話でした＾＾

2015/06/03

[へへろ～本舗]

雨男と呼ばれている晴太郎と、彼を庇う気象予報士の青。そのふたりがお天気キャスターに、ぶっきらぼうで理屈屋の青と、その対応に気まずくなった雰囲気をカバーする晴太郎といいコンビだった。

2015/05/15

[雨女]

短編集が印象的だった右田先生の初連載作品。いわゆる「雨男」である晴太郎と、幼馴染みで雨男なんていないとする青。雨男であることがコンプレックスであり、自虐のもとである晴太郎のために、気象を勉強して資格までとった青がすごく優しいなあと思った。素直に読後感の良い作品でした。

2015/05/16