内容説明
降龍殿での事件から数日後。精神的ショックによって声を失った薔は、学園内の病院に入院していた。一方、教団本部にいる常盤は、冷遇されている元陰神子・紫苑に同情を寄せる。優しい常盤へ叶わぬ恋心を抱いてしまった紫苑は、託宣を得る儀式に耐えられないほど苦しんでゆくーー。罪の意識に囚われた常盤を、さらに杏樹の言葉が追い詰める!窮地に陥った愛する常盤を自らの手で救うため、薔は危険を冒して学園脱出を図るが!?
目次
ブライト・プリズン 学園を追われた徒花
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
那義乱丸
36
この物語はどこに向かっているのか予測がついてなかったが常盤の野望が描かれていてなるほどと理解(もしかして今までにも書かれてた?私が忘れてただけ?w)。その方向性は面白いし、それに向かってどう進むのかに興味を引かれはするけど、今回は読んでて少々疲れを感じた。なんか風呂敷が広がり過ぎてるような気がする。そしてこの巻では薔ではなく常盤に苛々させられた。中途半端な優しさは罪作りだよな…と思っていたら案の定。元々私は楓雅がお気に入りで常盤にはさほど惹かれてなかったけどこの顛末でさらに常盤から興味が削がれたり…。2015/05/30
のこ
30
常磐母の紅子さん。意識不明の常磐から精子保存とかさせて、勝手にお気に入りの嫁に跡継ぎつくらせようとかしてるんじゃ… まだまだひたすら薔がかわいそうな展開が待っててそうでいや。 主役でもないのに毎回椿が美しい美しいとその魅力の凄さを強調してる部分もウザイ。 紫苑さんは幸せにしてあげたいけどそのために、常磐が優しくし過ぎたら、薔がかわいそう。 水平線を見に行くっていう薔の大切な夢を他の人に先にかなえてあげたいと思うなんて、常磐ってほんと多情だし薔に対して不誠実。 それに引き換え楓雅さんは誰に対しても誠実です!2015/05/03
森本コスオ
26
読み終わって、手が震えた。というかここで終わりーっと悶えたというか…( ꒪⌓︎꒪)元陰神子の紫苑と常盤が接触して、彼の現状の辛さや過去の過ちなどを顧みて常盤の優しさに心苦しくなる場面がたくさんありました。この色男っ、と悪態を吐きたくなりますが、その天罰が常盤に下った時は一巻の終わりかと思いました。最初異世界ファンタジーにしてほしいと書きましたが、現実と繋げるための下敷きがしっかりしていたのでもうこの世界にハマりきりました。ただ月刊2冊にして急ぐより彩さんの挿絵がもう少し見たかった。でも続巻はよっ2015/05/22
きなこ
25
今回常盤の印象が少し変わった。冷徹だけではなく、自分の懐に入り込んできた者には結構情け深い。(しかし薔に椿、紫苑と綺麗どころばっかなのは腹立つけど)それが今回の事件につながったとも言えるのだけれど…次巻なんとか常盤が学園に帰ってこれそうだけれど、益々問題が山積みに。とりあえず龍神様降ろしましょう。2015/05/03
cicoppe
24
フェロモン駄々もれの常盤、罪な男だな。冷徹なのかと思いきやグルグルしたり後悔したりと、最初の印象より若造でした。風雅さんの株が益々上がっていく。濃い人々に囲まれて薔が霞みそうです。降竜期限が迫りハラハラする。常盤があんな状態でできるのか? ところで、このお話の流れだと最終的には教団崩壊まで行くのだと思うけど、いったい何年かかるのか……。2015/05/20
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