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内容説明
高校野球誕生から100年。大正4年の第1回大会から現在まで、高校野球史研究の第一人者が、ドラマチックな名場面に迫り、今もなお語り継がれる名選手・名勝負の数々を、豊富なエピソードとともに描き出す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
56
江川さん(1970年代)以降が中心。桑田・清原のKKコンビ。ゴジラ松井、松坂大輔、田中将大・ダルビッシュ、そして選手だけでなく、監督や印象的な高校の歴史や栄枯盛衰、時代背景(野球留学や21世紀枠等)を絡めて振り返る高校野球史2021/05/26
金吾
16
高校野球の歴史をざっと流しています。江川以降は著名選手を代表にした5つの区分で書いています。目新しい話はあまりありませんが読みやすい本です。2022/01/08
そうたそ
16
★★★☆☆ 高校野球の歴史をざっくり振り返ることの出来る一冊。ファンからすればお馴染みのエピソードばかりだが、総じてうまくまとまっている内容だと思う。松坂や田中将大の凄さもさることながら、江川卓のインパクトは相当のもの。投手の力だけで勝ち上がってきたと揶揄される学校も今でもあるだろうが、江川卓の例がまさにそれであった。こんな投手は今後現れることはないだろう。2021/08/27
白義
11
100年とは書いているが実質的に戦前は序章で済まされ、その大半は江川以降の40年。しかし、それぞれの選手や監督、学園の個性を存分に引き立てて名試合を振り返る筆致は熱くて十分な密度を成立させている。甲子園史上最高の怪物投手江川の孤高と意外な気配り、清原桑田の時代を頂点とするPL学園の威圧感、松井の五打席連続敬遠事件を象徴とする強打の時代の反映から近年の大投手の時代の復権まで。五打席連続敬遠事件へのコメントもそうだがしっかり野球というゲーム、選手たちの事情を見据えた理性的な論評も多く熱くてクールな高校野球史だ2018/03/25
ライアン
11
江川の高校時代はやっぱ凄かったんだね。打撃技術が当時と今では飛躍的に上がったのは抜きにしても。PLについては春連覇と春夏連覇について語られなかったのは残念…2015/07/29
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