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内容説明
1枚の地図に集約するから、優れた戦略が見えてくる!
組織の「無形の資産(インタンジブルズ)」を可視化し、
企業価値を創造するプロセスを「見える化」
本書はバランスト・スコアカードの生みの親である、ロバート・S・キャプランとデビッド・ノートンによる戦略マップの解説書である。解説書といっても、理論を述べただけではなく、20社以上のケースもあわせて紹介している。
戦略マップとはバランスト・スコアカードの4つの視点(財務の視点、顧客の視点、内部プロセスの視点、学習と成長の視点)から定められた組織の戦略目標それぞれの関係を明らかにするものである。戦略目標間の因果関係が示され、1枚のロードマップとして戦略の全体像が示され、現場へ戦略を落とし込むツールとなる。
戦略マップの意義は大きく3つある。
ひとつは、戦略策定に有効に活用できること。
2つめは、策定された戦略を成功裏に実行していくかに活用できること。
3つめは、企業がもつ「無形の資産(インタンジブルズ)」がどのように企業価値を創造するかを見える化すること。
この3つ以外にも経営革新、IT投資の評価、内部監査方法の改善、IR、経営品質向上などにも貢献する。
本書は2005年に刊行された『戦略マップ』の復刻版。復刻版を機に、翻訳を全面的に見直し、訳注も追加することで読みやすくなっている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kiyoshi Utsugi
31
「世界のエリートに読み継がれているビジネス書38冊」中で、一人で2冊以上取り上げられていた中の一人がロバート・カプランでした。 ・概観 ・企業価値創造のプロセス ・インタンジブルズ ・戦略と戦略マップの構築 ・ケースファイル の五部構成。 500ページ以上ある大作ですが、ケースファイルを除く最初の四部は読んでおきたいところ。 日本の企業でケースまで含めて取り上げられていたのは、三菱東京銀行の米州本部のみ。 複数回名前が登場するのは、トヨタとソニーで、このあたりはさすがですね。2022/09/19
なかむら
1
2024年46冊目 Kindle2024/04/10
齋藤し郎
1
★★★☆☆ 理解しきるには時間が足りなかった。ただしBSCが何かは大枠として理解できた。戦略と行動をつなぐものとして、無形資産を管理する方法として機能するようだ。 良いことづくめでもあるので、実際には何が懸念、弱点となるのかも今後見たい。2018/05/08
Bun-ichi Kawamoto
1
バランススコアカードのことはこれで確定。2014/07/22