内容説明
大本教を大宗教団体に育て上げた、希代の預言者・出口王仁三郎。戦前の日本に多大な影響を及ぼした王仁三郎の預言の真髄とは何か、そして彼の発した恐ろしいまでに正確な預言が、現代社会に発している警告とは何か。王仁三郎研究の第一人者が解き明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
肉欲棒太郎
4
「大正時代にiPhoneの出現を予言」などの突飛なエピソードで語られる予言宗教としての大本教にはちょっと評価を差し控えるが、付章の「霊的革命者・出口王仁三郎」は読んでいて非常にワクワクした。満州独立運動における現地の運動との連携、王仁三郎が組織した青年ファシスト団体「昭和青年会」のことなど、とても興味深い。本書は、日本の近代史から葬り去られた大本教ー出口王仁三郎を鮮やかに蘇らせた快著と言える。2016/12/04
rakuda
0
麻原という人も王仁三郎のやってたことをマネしようとしてたのかな。 もちろん全然レベルが違いすぎるのだけど。 2016/08/25