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内容説明
ルネサンス、ロココ、アリア、ラプソディ、スピンオフ、千秋楽……。美術館や演奏会といった場面で、頻繁に出てくる芸術用語。分かったような気になっていても、いざ「説明を」と言われるとなかなか答えられないのでは? そこで本書では、そんな難解な言葉を、誰でも理解できるように超訳し、解説を加えました。知れば知るほど、芸術の世界が今より200%愉しめることウケあいの1冊!【主な超訳例】◎シュールレアリスム⇒現実を超えた不思議な世界 ◎アヴァンギャルド⇒美術の先頭の戦闘的な人々 ◎ロマン主義⇒夢みたいなお話こそ、すばらしい ◎エコール・ド・パリ⇒パリにいた芸術家のタマゴの外国人 ◎ヌーベル・バーグ→フランスの難しい映画 ◎未来派⇒未来は明るい、と信じられた人々 ◎ダダ⇒あらゆるものを否定せよ! ◎キュレーター⇒品のいい画商
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かわうそ
55
★★★★★現代人必読書。芸術用語をわかりやすく説明し、最初に超訳を示し、その後、詳しくそれについて語る形式。現代のアートは何でもありだな笑、レディメイドは大量生産された工業製品などをそのまま芸術作品にする理解不可能なアート笑、例えばマルセルディシャンの『泉』という作品は明らかにトイレであるが一応芸術作品である笑。ラファエル前派はラファエルはダメという意味。ラファエル前派はフランス語でpreraphaelitismであるので本当の訳は前ラファエル主義。しかし、イントネーションが悪いのでラファエル前派となった2016/09/11
井月 奎(いづき けい)
29
用語があるがゆえに市井と乖離するのならば、よろしくないのですが、現状はそうなっています。それは用語を箱として使うからでしょう。分けて管理して、見出しを貼って棚にしまう、飾る。芸術作品はそうあるべきではないのです。味わい使い、手に取り頬を寄せるものなのです。ですから用語と言うのは、分かりづらいものを分かるための、少なくとも興味を持たせるための道具であるべきなのです。大胆で愉快、そして斬新な「超訳」とわかりやすい「解説」で組まれたこの本は用語が道具であることを再確認させ、使い方も教えてくれます。2016/01/09
あっきー
8
✴3 何回ももう忘れないぞと肝に銘じるのだがまたまた忘れてしまう用語が集めてある、結構、使える用語集だ2017/01/28
スプリント
8
超訳のデキは今ひとつですが用語辞典としては簡潔にまとまっていてわかりやすかったです。2016/07/02
なつき
7
なんとなく知っていた言葉を簡潔に説明してくれる。楽譜の分類で悩んでいたので、曲種の言葉は役に立ちそうです。2015/12/08
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