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内容説明
世界No.1の生産台数を誇り、営業利益は2兆円を超えるトヨタ。しかしかつては「トヨタの常識は世間の非常識」といわれた時代があった。大量生産・大量販売の時代に、「売れ(ニーズの動向)にあわせて1個ずつつくる」トヨタ式は、めんどうで大変だったからである。本書は、「非常識」と言われたトヨタ式と、世間一般の会社の「常識」を比較しながらその差を明らかにし、わかりやすく解説したものである。普通の会社「部下に知恵がないことを嘆く」VSトヨタ「部下を困らせて知恵を引き出す」、普通の会社「部下を懸命に働かせる」VSトヨタ「部下にラクをさせる」、普通の会社「改善して悪くなったら元に戻す」VSトヨタ「改善して悪くなったらさらに改善する」、普通の会社「他部署への口出しは越権行為」VSトヨタ「他部署の問題でも口を出す」……トヨタ式の神髄は「変わり続けること」にある。自らの常識を疑い、変わることを日常にする方法が満載!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ノンミン
3
本書は、トヨタのものづくりにおける非常に効果的な習慣を45に絞ってわかりやすく説明しています。これらは世間の常識と異なりますが、小さな工夫から大きな変革まで、実践可能であり、粘り強く取り組むことが重要です。ただし、短期間では効果が表れにくく、理解するためには時間と努力が必要です。また、全ての業種や製造工程に適用可能なものではなく、取り入れる際には慎重に検討する必要があります。一つでも実践できれば大きな改善につながる可能性があります。トヨタの成功の背後にある戦略や思考方法を垣間見ることができます。2023/12/29
96sann
1
もちろん参考にすべきだが、読み遅れたのか、トヨタの非常識?は常識になりつつある。少しづつかもしれないが。2016/05/14
ろぐすけ
0
トヨタって下請けに厳しいって思ってたけど、これ読んでそうでもなさそう、と思ったな。下請けに無理難題を突きつけ、一緒に実現可能なアイデアを出し合うとか。2015/04/17