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内容説明
ヒット商品のかげには、みんなの「そうそう、それが欲しかった」があります!
ヒット商品は、必ずしも「独創的で、度肝を抜く斬新なアイデア」や「世界初の技術的イノベーション」から生まれるわけではありません。「LINE」も「コンビニコーヒー」も「LCC」も、誰も気づいていなかった潜在ニーズを見つけ、商品化してヒットにつながっています。
みんなが抱えている「不満」や「問題」に気づき、それを「解決」する商品やサービスとして提供する──それがヒットの正体です。
本書では、
・野菜ジュースの常識を変えた「充実野菜」
・20年も前に実践した、エナジードリンク「リアルゴールド」の缶化
・最後発で参入した缶コーヒーで大ヒットした「ルーツ」
など、数々のヒット商品を世に送り出してきた著者が、メーカーでの実体験をもとに、潜在ニーズを見つけ、仮説を立て、ヒット商品へとブーストさせるノウハウを余すところなく明かします。
ヒットの仕掛人が明かす、1億人の潜在ニーズを発掘する方法がここに!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hk
15
現在世界においては存在しないが、10年後においてなくてはならないモノやコト。それが「潜在的ニーズ」だ。これを掘り起こすことこそがヒットのセンターピンとなる。本書の趣旨は「潜在的ニーズ」の見出し方だ。例えば「人々の現状に対する文句や不満」から潜在的ニーズを探るというメソッドが提示されている。文句や不満とは茫洋としており、そのままではニーズとはいえない。人々の文句や不満の解決策を具現化してはじめて顧客は「そう!それが欲しかったんだ!」となる。つまり文句の裏に隠れている潜在的ニーズは解決策がないと表出しない。2019/08/09
メタボン
4
☆☆☆★ 充実野菜、缶コーヒールーツのヒットの秘訣。なるほど。栄養ドリンクを缶にして初めて売ったのはリアルゴールドだったのか。今思えば、ちょっとした驚き。不満・文句は宝の山であり気づきの種。どうせできない、と思わない。やるためにはどうするかという発想。変化に敏感になる。2014/11/11
nizimasu
4
お茶とか飲料水のマーケティングが得意なコンサルさんの本。過去に大企業のマーケティングを担当していて、その知見なんかも織り交ぜつつ、そのアイディアの発想法はきわめてオーソドックスでちょっと拍子抜け。しかし、その基本を徹底している部分がいいのかもしれないというのが読後感。とにかく、熱血タイプな人見たいで好感を持ちました2014/09/01
☆ツイテル☆
3
フライヤー2021/09/25
伝書鳩
1
星1つ。ヒットは潜在ニーズの発掘から。発掘は、文句の数から、とは、著者の弁。2016/11/23