内容説明
「千駄ヶ谷の受け師」が受けの基本を伝授!
Eテレ『将棋フォーカス』で放送された講座「木村一基の“先読み”受け方エクササイズ」(2012年10月~12月)に、加筆・再構成した単行本。初めての局面を前にしても役立つ受けの「考え方」を、部分図をふんだんに用いて解説。強くなりたい初級者から、基本を確認したい上級者までおすすめの一冊。
[内容]
第1章 終盤の戦いをものにしよう
第2章 中盤の競り合いを優位に運ぼう
第3章 序盤の駒組みをマスターしよう
受けのワンポイントレッスン 受けにまわる呼吸
受けのワンポイントレッスン 争点の選択
受けのワンポイントレッスン 攻めずに勝つ秘策
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ミセスハート
20
この方の言葉のチョイスが独特で楽しい。コラムが挟まれていて、私生活が垣間見れる。一手ずつ図入りで解説されているのでわかりやすい。2015/08/08
魚京童!
8
このまったく同じ場面にならないのに、いくつも練習する意味がわからない。そんなことを何事に対しても思ってしまって進まない。そんな人生。考え方を学ぶ。常に戦場。常に受ける。そんな気概がたりないのだろう。なぜだろうね。もう少しどうにかなりそうなものだと思うんだけど、追われないとやらない。疲れたらやらない。そして今は疲れている。そんなことを思う。愉しくない。かといって寝れない。最悪な時間。つまらない時間。禅の時間。無限の中では生きられない。2024/06/30
キタガワ
8
自分はこれまで攻め一辺倒の棋風だったが、限界を感じてこの本を手に取った。タイトルの通り、受けが苦手な自分にとってもわかりやすい説明で、受けの基本を学ぶことができた。2018/11/08
朧月
5
NHKテキスト 非常に分かりやすい内容でした。 ただ、さすがに後半の長い手順の解説は盤がないと分かりにくいかなぁ。 特に序盤の差し回しでミスをしないようにしないと勝率が上がらないんだよなぁ。2016/05/07
Z
3
タイトル通り、将棋初心者向けの受け(防御)の考え方や手筋の紹介。序盤(お互い陣形を整える段階)、中盤(駒がぶつかり初めてから)、終盤(王が追い詰められる段階)の三つにわけ、それぞれの考え方を纏めている。著者は受け師とも呼ばれ、YouTubeで対局をみていると、当然だが、受けの瞬時の判断力はすごい。将棋は攻めのほうが簡単で受けのほうが難しいといわれるが、この本きっかけに未知の局面でも上手く相手の攻めを捌けるようになりたい。 2025/03/22




