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内容説明
「失われた20年」の間、スーパーコンピュータや新幹線技術、原発など、日本が得意にしてきた技術が中国や韓国の急追を受け、世界一位の座を奪われてきた。だが、いま再び、日本のハイテク技術が世界を席巻しようとしている! スパコンからリニア、航空技術、軍事産業まで、他を寄せ付けない日本の最先端技術のいまを完全紹介!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
22
生産性を上げることで生活を豊かにすることができ、生産性向上のためには技術力が不可欠という、至極まっとうな意見でした。民主党時代に行った事業仕分けで、「2位じゃだめなんですか?」で有名になったスパコンですが、そう、2位じゃだめなんです。世界中がほしがる技術を作り続けないと、競争力もないし生活が豊かにもならないんです。リニア新幹線、護衛艦いずも、10式戦車、などなど、日本の技術の粋をあつめてこれからも「1位」を目指して技術開発しないと、国の存亡に関わります。2016/12/21
ランラン
8
資源がない日本の今後の道しるべを示してくれる内容です。デフレ期こそ目先の利益にとらわれず、公共投資と技術開発投資が大切だと結論づけていましたがその考えに強く同感です。2015/12/13
くらーく
2
いらいらしたときは三橋本。すっきりしますね。ちょっと今回は経済学の話が多くて、だいぶすっ飛ばしましたが。 平和な政治、社会体制が続き、技術、学術の蓄積があるからこそ、今の日本があるという事に感謝ですわ。2015/12/25
sugahata
1
「日本人ってすごい」「日本も捨てたものじゃない」。この人の本を読むと元気になる。「技術開発投資は将来への投資」「モノ,人,技術は金より貴重」。その通り。納得,共感!2016/06/29
hk
1
「投資」とは「未来の誰かの便益のために現在支出する行為」を指す。 投資の勘所は、「支出する者」と「そのご利益を受ける者」が往々にして「別人」となるという点にある。 例えば今わたしが自腹を切って「日本全国津々浦々の電柱地中化プロジェクト」を立ち上げたとしても、プロジェクトの竣工によってその恩恵を受けるのはわたしではなく未来の人々だ。 人は誰だって自分のエゴというものを隠し持って生きている。だから自分以外の誰かが得をする「投資」とりわけ「技術開発投資」や「公共投資」といったものを否定したくなる気持ちもわかる。2015/11/20