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内容説明
心臓疾患のため生まれてすぐに余命二十年と宣告を受けた育(いく)。無気力なままに地方の女子校に赴任してきた正嗣(まさつぐ)。優等生である自分を好きになれない万喜(まき)。上手くいかないこともあるけれど、柔らかな幸せを感じるそれぞれの日々。「明日を今日にする」のは、こんなにも大切なことで「当たり前の毎日」は、奇跡が積み重なったものなんだ――…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
exsoy
16
読み終えてからちょっと経って、最後のシーンを思い出したら泣けてきた。2011/11/29
ねね
9
買いなおしましたよ(阿呆か)しかも古本屋にもどこにもなくて、ようやくかなり大きな書店の片隅で見つけた(しかも初版)確かに、「ヴァーチャル・レッド」の対というか、「事前」にスポットを当てた話だな、と。まさに対というか、ここでは主人公が夫にとても大事にされています。野武士のような友人にも恵まれ、その最期を前に日常を過ごしている。あたたかく鍋を囲んで。色々と刺さるところの多いシギサワ先生作品たちですが、これはまだ比較的素直に読める方かな、と。ただ、あくまで対ですから…ヴァーチャルも読むといいよ…2014/12/21
福餅
9
生まれてすぐ余命を宣告された女の子『育』、彼女の通う女子校に赴任してきた青年『正嗣』、彼女の親友『万喜』の視点で描かれる、連作短編集。「人はいつか死ぬ」という誰もが知っていて、誰もが意識していない事を毎日突き付けられる女の子が、悲観するでもなく開き直るでもなく、懸命に「今日」を生き抜くお話。なのに先生特有のコミカルな作風で楽しく読めてしまう不思議。「生きたい」と願っていた育が、正嗣と出会い日々を重ねる事で、「死んでたまるか」という執念じみた意志と覚悟を見せる彼女の姿に、ただ圧倒される。傑作です。2011/11/30
ゼロ
8
余命20年と宣告を受けた育の物語。題材として命を扱っているだけに重いお話かと思いきや、さらりと進んでいく。コメディな部分もあり、人の裏を読む様な登場人物が出るのは変わらないけど、あっさりとした青春風味。ノストラダムスの大予言で地球が滅びるって言ってたけど、世界は変わらず続いている。終わる前にやりたいことをやってやる。そのために生き抜く必要がある。ラストの育の顔が鬼神迫るもので良かった。明日も頑張ろうと思える作品でした。2012/01/03
ぐっち
8
先生と女子高生と、その友達と会社の後輩。ハッピーエンド…と安心しそうになったら最後が重い。いやハッピーエンドではあると思うのですが。またあした、ってすごいことなんだなあと。2011/12/17
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