内容説明
上月沙由実は中学生の女の子。家族は普通の両親と、ちょっと変な兄。そして十年以上生きている三毛猫の伊緒奈。 ある雨の降りそうな夕方、沙由実は姿の見えない伊緒奈を探すうちに、不思議な場所へと迷いこんでしまう。 そこにいたのは、見たこともない巨大な猫と、言葉を喋る猫の群れだった。 その集まりの名は“猫集会”。 年経た猫は化ける――そして「猫の手」に任命した人間に、町の噂話を調べさせるのだという。 沙由実もまた、伊緒奈と一緒に「猫の手」として仕事をすることになり……不思議な猫たちの世界に迷い込んだ少女の、ご近所冒険譚。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みかん🍊
66
猫に惹かれて購入したけど、ラノベ?漫画のようななんとも軽い、猫集会に紛れ込んでしまった女子中学生が猫の手として鏡というアイテムを手に入れて他の猫の手と共に些細な猫に関わる問題の解決をする、猫本は好きだけどどうも期待はずれ、これはまださわりの部分なのか曖昧なままの終わり方でした。2015/09/16
佐島楓
38
のんびりとした、猫と「わたし」の物語・・・かと思いきや、いい意味で期待を裏切られます。こういう犬の話も書いてみたいなあ。2015/07/09
ううち
24
中学生になったばかりの主人公が、飼い猫を探すうちに猫集会に遭遇し『猫の手』に任命され、ネコにまつわる事件を解決していくというライトなファンタジーでした。ストーリーのテンポは遅めですが、猫たちが可愛いし、ゆっくり読みたい人はいいかも。兄の旭が気になるキャラなので、もっと掘り下げた話がでてくるといいな。2016/04/22
IRIE
19
猫のお助けをする猫の手のお話。 んー。これは微妙だった… 大人が読むにはちょっと面白みにかけます? 文の書き方進行具合も内容も私には合わなかったです(><)2018/03/18
Yobata
18
どこかに散歩に行った飼い猫・伊緒奈を探しに迷い込んだ場所は猫が集会を行う場所だった。年をとった人語を喋る猫達に代行役の“猫の手”に任命された沙由実は渡された“鏡”を用いて不思議な出来事に対面する事に…。10歳以上生きた町にいる猫達が喋りだし、その悩める猫達に関する事柄を神器を用いた3人が解決する設定はなかなか魅力的で面白そうだったけど、鏡の使い方や日常系の謎としても起伏がなく淡々と終わってしまったのが少々残念。物語性,設定が固まってきてからの続きがあればもっと面白くなりそう。でも曖昧で漠然な態度を→2015/05/15
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