内容説明
22歳のエミリーは、とことんボス運に見放されている。5社目の会社も、またしても上司のセクハラが原因で解雇。その後ようやく得たのが、一流企業の社長秘書の職だ。今度のボス、バーデンは、ハンサムなばかりか紳士的で敏腕で、まさに完璧だった――ただひとつ、女性問題を抜きにすれば。毎日のようにかかってくる、違う女性からの誘いの電話。しかも、見境なく友人の奥さんとまで戯れている様子だ。ボスの女性関係など秘書の自分には関係ない、そうわかっていつつも、エミリーはなぜか苛立ってしまい……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばん
3
邦題の通り本当にボス運の悪いヒロイン。二人共ヤキモチ焼きでお互いカッとなって有る事無い事言っちゃう姿が愉快。ラストの告白大会が長くてヒーローのメロメロっぷりが伝わってくるのが良かった。2016/09/26
はっつん
3
義理の祖母の面倒をみる、頑張るヒロインですが、遅刻する時はとりあえず連絡はしようよ。後の態度もいかがなものかと…それ以外は健気なヒロイン。ヒーローはいろいろ事情がわかるととっても優しいダーリン。いつもの告白大会も長っ!とにかく、ヒロインが大好きで、プロポーズもいつもにもまして、ヒロインにひれ伏す感じ。ヒロインも言ったけど「こんなプロポーズを受けていったい誰が何を言い返せるだろう」うらまやしいわ!2016/05/15
める
3
ジェシカ・スティールらしさ満点の話。恒例の告白(種明かし)シーンは、いままで読んだなかで最長なんじゃなかろうか。2015/05/26
kina
2
ジェシカ・スティールのヒロインは自分の美しさに無自覚、元気がいい、そしてバージン。そんな女性に振り回されるヒーローが楽しいです。