文春文庫<br> ぼくらの近代建築デラックス!

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文春文庫
ぼくらの近代建築デラックス!

  • 著者名:万城目学/門井慶喜
  • 価格 ¥865(本体¥787)
  • 文藝春秋(2015/06発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167903756

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内容説明

人気作家が目一杯楽しむ、建築ゆるゆる散歩。

人気作家ならではの壮大な想像力と楽しい薀蓄が満載。読むうちに、大阪、東京、台湾へ、近代建築を今すぐ見に出掛けたくなる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

110
万城目さんと門井さんという若手作家による大阪、神戸、横浜、東京のそれこそまとめて世界遺産となりそうな近代建築の数々を訪ね歩いた探訪記です。お二人とも単なる好奇心からではなく結構歴史やその建物にかかわりある人物などについて勉強されているのがよくわかります。建物の写真もきちんとあるので楽しめます。2015/09/21

優希

109
ゆるりとした建築散歩の本でした。万城目さんと門井さんのトークも楽しかったです。大阪、京都、神戸、横浜、東京、台湾の建築のうんちくは勉強になりましたし。あまり建築に興味はなかったのですが、これを機に少し掘り下げてみるのもいいかもしれませんね。2017/12/21

お昼寝猫

89
作家の万城目学さんと門井慶喜さんが近代建築を探訪する。メジャー級だけではなく、お勧めの凖メジャー級建築も訪れる。基本的にゆる散歩だが作家ならではの視点が光り、メジャー級建築でも時に批判的な見方をされているのが面白い。大阪、京都、神戸、横浜、東京、台湾編に分かれていて、東京や横浜の建物はいくつか見ているが、関西の建物もぜひ見に行きたい。お二人には時間がかかって大変だけど地方都市も歩いてほしいと思った。きっと興味深い建物がたくさん残されているはずだ。2024/01/09

大阪魂

80
「プリンセストヨトミ」で”近代建築”使いまくった万城目さんと「家康、江戸を建てる」書かはった門井さんが、19世紀後半から20世紀前半くらいにたてた近代建築、それも大阪から京都、神戸、横浜、東京、台湾、それぞれのベストの建築物をみてまわって、そのきれいさとかすごさ、その建物を建てた人とかをおもしろおかしく説明しまくってくれはった、すごい本!大阪の建物はたいていいったことあったけど、東京とかぜんぜんいったことなかった!台湾にも日本人が建てた近代建築いっぱいあるとは!あちこちのん見て回りたいってむちゃ思った!2020/10/10

夜長月🌙@5/19文学フリマQ38

75
建築愛にあふれるお二人の作家さんが東西のレトロ建築を巡り、語るという夢のような一冊です。他のエッセイでは万城目さんが「渡辺篤史の建もの探訪」大好きと熱烈に語ってましたが広く建築マニアとは知りませんでした。建物巡りをするとどうしても気にかかってくるのが設計した建築家です。赤レンガに白い花崗岩の帯が入る「辰野式」は目立つのですぐこの人の作品とわかります。意外だったのが築地本願寺と一橋大学兼松講堂を作った伊東忠太。まったく違った印象を受けます。門井さん一押しの渡辺節さんの作品もいつか見てみたいものです。2019/05/06

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