講談社+α新書<br> 江戸は世界最高の知的社会 異才、天才、奇人、変人、田安徳川家当主が語る「とっておきの話」

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講談社+α新書
江戸は世界最高の知的社会 異才、天才、奇人、変人、田安徳川家当主が語る「とっておきの話」

  • 著者名:徳川宗英【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 講談社(2015/06発売)
  • 【Kinoppy限定】講談社文字ものほぼ全点 ポイント50倍キャンペーン
  • ポイント 350pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062728225

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内容説明

江戸日本人には、「天才」がたくさん存在し、世界最高の知的社会でした。しかも、その多くが、身分の低い侍や、庶民の中から登場しました。そのDNAを受け継ぐからこそ、現代の日本は、世界をリードするほどの独自性と創造性を兼ね備えているのです。きっかけをつくったのが、著者のご先祖である「徳川吉宗」。無類の科学好きであった吉宗がいかに日本を変えたか。徳川家の秘話がふんだんに盛り込まれています。

目次

プロローグ──江戸時代の日本人は偉かった!

第一章 大衆文化が生んだ「コンテンツ大国・江戸ニッポン」
庶民が自由だったのは日本だけ
家康の財宝と貨幣経済の発展
泰平の世に現れた商いの天才
現金掛け値なし、越後屋三井高利
小銭の両替が財閥をつくった!?
販促の天才・大丸屋下村彦右衛門
“いき”で酔狂なイベント三昧
料亭八百善、茶漬け一杯六万円?

第二章 和算で庶民の計算力は世界最高水準!
江田島海軍兵学校で見た原爆
理系少年の遊び方
江戸庶民の計算力はすごかった
平安時代から九九を解く
『塵劫記』で和算が大ブーム
全国各地で難問出題合戦!?
世界が驚いた算聖・関孝和
円周率の魔力に取りつかれた人々
世界初の円周率公式発見・建部賢弘

第三章 江戸時代は「鎖国」ではなかった!
海外貿易・技術導入を進めた家康
実学・科学志向の将軍吉宗登場
オランダ人を質問攻めの西洋オタク
「科学将軍」の登場は時代の必然
吉宗は東大の生みの親だった!
西洋天文学を導入した改暦に挑戦
緯度一度の長さを求めた伊能忠敬
明治陸軍も使った伊能図の精度

第四章 世界に誇る日本の「伝統のワザ」
百年単位で建築を考えた日本人
新歌舞伎座に凝縮された匠のワザ
超高層ハイテク建築、江戸天守閣
田安門を修理した世界最古の企業
驚異的な日本の石垣積み技術
パナマ運河の百八十年前に同方式
アフガンを緑に変えた江戸の堰
「流されない橋」と式年遷宮

第五章 世界で最も早く「科学の大衆化」を実現
江戸後期に加速した科学の大衆化
日本のダ・ヴィンチ、平賀源内
日本初のエキスポを開催した異才
神田白壁町長屋発のルネサンス
将軍吉宗─田沼意次路線の重要性
「早すぎたひと」の謎の最期
日本学術史の金字塔『解体新書』
世界初! 全身麻酔の外科手術

主な参考文献・資料

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

88
面白かったです。江戸時代が肯定されているだけでなく、江戸時代の知的水準の高さを教えられました。鎖国の時代、江戸時代を生きた人々は独自の発展を見せていたようです。庶民が親しむように探求してきたものが、結果として知的社会へと発展していったのだと思いました。江戸時代がいかに世界的に通じる知的社会だったかというのを見て、独自の知的財産を持っていたことに驚かされます。開国と同時に世界水準の知的教育社会になりましたが、それ以前はガラパゴスの社会として世界最高の知的社会だったように思えてなりません。2016/09/06

オリーブ

6
他の本で読んで知識としては知っている内容もあったが、田安徳川家11代当主の方の目からみた“江戸”はまた違った面を見せてくれた。理系出身の著者による江戸時代をみる視点は興味深かった。今の時代から考えると理系分野の発展が遅れているからこそ新たな発見や人を驚かせる事に嬉しさや幸せを感じた人物達に驚嘆する。その後幕末にやってきた欧米列強が他のアジアの国のように日本を植民地化しなかった理由の一つとして江戸のものづくり技術が救ったと考える著者に私も共感した。彼らの好奇心や知識欲が日本を救ったのかもしれない。2015/10/19

5
『江戸』といえば、『何はなくとも江戸むらさき』と応えてしまう。桃屋の海苔佃煮CMをご存知だろうか?。三木のり平の似顔絵アニメは、青柳ういろうと双璧の庶民のCMだった。著書は、世界的にも高いレベルだった江戸の庶民文化や学問について解説している。入門書としての価値がある。階級間格差が少なく、識字率高も高い『元気な庶民』を成立させた幕府の功を再確認でき、その暮らし向き、娯楽、芸能への興味も拡がる。著者は、徳川8家のひとつ、田安家十一代当主。。庶民のCM御三家は、桃屋に加え『カッパ黄桜』と『レナウン娘』で決まり!2014/01/12

ゆか

2
江戸時代の学問を理系の立場から知ることができました。専門的なことばかりでなく、学者の人物像も書いてあり、親近感を感じました。2014/02/06

dahatake

1
徳川吉宗の子孫の書いた江戸時代のコンテンツ・和算・ヨーロッパ科学との繋がり・日本独自のワザと、それらが大衆にも広まっていた様を幾つか取り上げている。 一つヒントなのは、江戸時代の日本の庶民の知識レベルは貴族に知識が限定されていたと云われてる他国とは違って、かなり高かったと言う事。これがあるから、明治での大改革が実現したのではないか? 最近タレントで「わざとなのか?」と思う知識レベルの方がいる。もしかしたら、庶民の知識レベルが大幅に下がっているのかもしれない…2023/08/07

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