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内容説明
この10年で航空管制は大きく変わりました。人工衛星を利用して空の道を作り、交通整理をすることで、かつて四国ほどの広さに1機しか飛べなかった空に、いまやその3倍以上が航行できるようになっています。本書では、宇宙技術を利用した最新の航空管制システムの全貌を、航空管制の原則や設備・装置、管制官とパイロットのやりとりなども交えて紹介します。(ブルーバックス・2015年5月刊)
目次
はじめに
出典
第1章 国際線で見る最新の航空管制──関空発シンガポール行き
第2章 航空管制の原理・基準と道具
第3章 人工衛星を利用する航空管制
第4章 北太平洋上の航空管制──成田発サンフランシスコ行き
第5章 大陸上空の航空管制──中部国際空港発フランクフルト行き
第6章 日本の国内線と有視界飛行の管制
おわりに
参考文献
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
calaf
13
飛行機の交通整理である航空管制の現状を解説した本。ここのところ、衛星を用いた管制が大きく進歩してきているみたいです。確かに、先日乗った飛行機では、エコノミーでも機内で WiFi を使えました(衛星通信を用いているはず)。まだまだ不十分な部分も多い(特に離着陸時)みたいですが、ここ数年あるいは10年ぐらいで、技術はガラッと変ってしまう気がしました。2015/09/01
barabara
4
子供本➡️本棚2015/06/12
yusatoh
3
興味のある内容だったけど、めっちゃ難解だった。。。2023/10/11
OjohmbonX
3
ここ数年、出張や旅行で飛行機に乗る機会がちょっと増えて、窓の外を見ながらどうしてこのルートなんだろとか滑走路に出入りするルールってどんなだろとかぼんやり思ってたのがいろいろわかって面白かった。航空路っていう空の高速道路があって、空港に下りるインターチェンジみたいのがあるってイメージすらなかったレベルだったから。アメリカは海上が危険空域だらけで陸に入れる玄関口が少ないから、サンフランシスコ空港に行くのにずっと北のシアトルから入って陸地を南下してるって話、実際行ったことあって(そうだったのか!)と楽しかった。2016/08/31
MH
2
少し参照したい部分があっただけで流し読みですが…。 飛行機の進歩は単なる機体の性能といったことだけではなく様々な周辺の最先端技術を複合した高度な管制システムの進歩があってこそだということがわかります。2015/06/25