内容説明
今世紀になって発見された最も珍しい生物100種を、米国の生物種探査国際研究所が選定。体色を変えて身を守る美しいタツノオトシゴや、幅1センチほどの極小蘭など、へんな生き物の生態を貴重な写真とともに紹介する。驚きの姿を楽しめる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
114
地球上に生息する様々な生き物を写真とともに紹介されています。10の分類に分けそれぞれ10種づつあるので全部で100種の今までにほとんど見たことのない生き物があるのを知りました。新たに発見されたものや既に標本となっているものからも出てきています。指の上に乗るようにカメレオンや2センチにも満たない竹などがあります。まだまだ地球上には発見されていないものが数多くあることを感じました。2019/02/24
fu
21
新種の生物図鑑。表紙装丁の美しさから大真面目な図鑑のように見えるがアメリカ的ユーモア漂う内容。最終章で紹介されているのは、デビットボーイやマドンナ、ハリーポッターなどにちなんで名付けられた生物。論敵を攻撃するという目的で名付けられた学名もあったり、そんな学名を受理するなよと思うようなものもあるから驚きだ。そのまま直訳しただけでは意味不明と思われる箇所には訳注が付いており、この適切な訳注がなければ面白さが半減したことだろう。2015/09/12
石油監査人
16
著者のクエンティン・ウィラーは、ニューヨーク州立大学環境科学・林学の学部長。この本では、今世紀になって発見された新種の生物の中から、珍しい生物を100種選んで紹介しています。どの写真もカラフルで美しいのですが、「ショッキングピンクのヤスデ」のような、インパクトが強い生物が多いので、頁を繰る際には心の準備が必要です。また、「DNA分析で初めて新種と判明したイルカ」などの例を見ると、既存種と見た目や生態が同じでも、今後、DNA分析によって新種と判明する生物が意外とたくさんいるかもしれないと感じました。2021/09/14
鯖
15
180℃の熱水がわき出す深海に棲息するカレイ。アリに擬態するクモ。珊瑚に擬態するタツノオトシゴ。トガリネズミをも消化する巨大なウツボカヅラ。カラパイアなんかではおなじみのアリをゾンビ化して操る菌類にはどうしてそうなった…という感想しか出てこない。地球に生きるフレンズみんなすっごーい!こわーい!たーのしー!!2017/02/23
かつ
13
写真がものすごくきれい。新種の生き物はたまたまかもしれないが、原色でまた変化に富んだものが多い。オオトカゲ、クモ、ヘビ、カエルなど。ホントにきれいで思わず見とれてしまいました。悲しいのは新種と見つかったばかりで、絶滅危惧種と言われてしまう生き物がいること。地球の歴史に比べて人間がこの世に出て来てまだ間もないのに、猛スピードで人間は絶滅種を作っていることを思わずにはいられない。2015/08/15
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