- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
「いま世界は」のコメンテーターが語る世界の状況。常識が通用しない時代に、国際的視野から日本の危機と戦略を考える。ビジネスの世界から見ても、この数年、世界が今までにないほど大きく変動し、かつての常識が通じなくなっている。数百年に一度の文明の転換点にあるとも言われる。今まで当然と考えられてきた認識や価値観が劇的に変化するパラダイム・シフトが起きている。中国が台頭し、世界金融危機が起きて以降、政治と経済の境界はなくなってきた。政治がビジネスの現場に土足で入り込んできている。時代が変わり、世界のパラダイムが変わった中で、日本のあり方を考えるためには、今、日本が置かれている状況をできるだけ包括的、総合的に見つめることが第一歩である。現代は細かい現実がわかっていなければ、全体像がわからず、大局的な戦略も立てられない時代だ。本書では、細かい現実の動きと大きな世の中の流れの関連に注目したい。そして、先進国が主導する工業社会、資本主義における経済力や技術力、軍事力が世界を引っ張り、こうした国の豊かさが、国民の豊かさと直結しているという今までのパラダイムが通じなくなっている状況を具体的に探ってみたい。それが、これからの日本が進む道を考える上でも不可欠であろう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rollin'
1
世界経済のこの30年間の分析は非常に勉強になった。複雑化する世界において政治と経済はもはや分離して語ることが出来ないという点はまさにその通りだと思う。また、福島原発事故における日本政府の危機管理能力の無さは日本の多くの組織にあてはまることであり、ハイコンテクスト社会に安住していた日本人にとっては耳が痛い。筆者は、論理的で決断力のあるリーダーを選ばなければ、TPP以後の日本が沈没してしまうとの警鐘を鳴らしているように感じた。2014/02/06
ミッキー
0
著者に興味を持ち読んでみることにしました。常識的なアイデアで、安心。また、ビジネスマンらしさを感じました。2016/03/12
-
- 電子書籍
- AIRLINE(エアライン)2024年…
-
- 電子書籍
- わけありシングルママの再会愛【タテヨミ…
-
- 電子書籍
- 情報アクセス評価方法論 - 検索エンジ…
-
- 電子書籍
- 地球の歩き方 リゾートスタイル R05…