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内容説明
『梅干しと日本刀』の著者が語る、関東人と関西人との比較を通じた他に類をみない日本人論。歴史、ことば、食べもの、生活様式……江戸と上方、東西各県人の相違をつぶさに見ていくと、日本人の内なる特色が見えてくる。どんなに交流が進み、情報が氾濫する世の中になっても、関東人、関西人の生活の中には彼らの伝統が息づいているのだ。二つの世界が決して分裂離反してしまわないところに、日本的特質が見られる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shoji
45
アホバカ分布ではありません。東西の気質の違いを歴史や文化や民俗から考察して叙述しています。ひと昔もふた昔も前の1976年に書かれた本であるためか、私には若干消化不良でした。歴史や民俗をもっと深掘りしてほしかった。2019/07/20
大先生
8
1976年に刊行された本の文庫版です。面白い。私好みの本です。著者が奈良出身のせいか、若干関西びいきに書かれているような印象を受けます。例えば、「負けず嫌いという、半ばやけ気味の劣等感を裏返した強がりが、将軍のおひざもとという安っぽいプライドと結びついて無理なポーズをとられているのが江戸っ子気質」とか、ただの悪口ですよね(笑) 47を網羅しているわけではありませんが、県民性についての章もあります。例えば、奈良県は平凡人で美人は少ないとか。今じゃ書けない貴重な本かもしれません。2024/09/13
わ!
1
40年近く前の本…それがなぜ、今ごろ文庫化されたのか…今ひとつ謎の一冊である。何れにしても、この樋口先生(梅干し先生)の本は、割と読んでいるので買ってみた…と言うところだ。しかし、この本に関しては、あまり面白くない。関東と関西の比較では、やはり網野善彦さんの方が面白いし、単に関西・関東の話としては、「上方学」の福井栄一さんの方が面白い。でもまぁ、久しぶりの樋口清之先生の本として楽しませていただいた。2015/07/15
ぱーぷる・ばんぶー
1
関東人と関西人といいながら、後半はケンミンショーみたいな内容になってしまったような。もっと歴史的な起源を知りたかったな。2015/06/12
せきも
0
元々の発行年が1976年なので現在と状況が違う部分や違和感のある所もありましたが、単なる雑学本という感じではなく、歴史的な観点からも説明されていて、興味深かったですね。2016/06/17
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