角川文庫<br> ゴエモンのニッポン日記

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角川文庫
ゴエモンのニッポン日記

  • 著者名:小松左京【著者】
  • 価格 ¥572(本体¥520)
  • KADOKAWA(2015/05発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041308059

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内容説明

あの、ゴエモンが、またニッポンへ帰ってきた! にわかじこみの奇妙な日本語、コウモリ傘を斜めに背負い、モーニングに下駄履きの宇宙人。一万年ぶりのニッポン探訪、見るもの聞くもの、すべて仰天することばかり。そんなゴエモンを自らの家に下宿させたのは、小松左京その人。ゴエモンがトイレットペーパーにひそかに書き記した日記を盗み読んで、わかりやすく紹介した異色の記録。痛快SF長編『明日泥棒』の姉妹編。本作の真骨頂、ゴエモンと小松左京の掛け合い漫才のルーツになったと思われる、ラジオ番組の台本のための直筆メモ画像を収録した完全版!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新天地

6
『明日泥棒』の姉妹編だが別に読んでいなくても全く問題ない。それはさておき、今回もゴエモンと小松先生による文明批判漫才が冴える冴える。”生物都市”の話は今ならインターネット空間のユーザーや利権の奪い合いがそれに近い気がする。国会議員や政治家がまるでガキ大将みたいというのは今も昔も変わっている気がしない。ただ、大人と子供の”遊び”の境目が曖昧でいかがなものかというのはいただけなかった。だからこその雑多で面白い文化があると思うのだが。また車と交通戦争の話はもっともなことなので安全第一に運転したい。2019/10/25

hibimoriSitaro

3
ReaderStoreの電書版。社会派SF『明日泥棒』のキャラであるゴエモンを駆りだしてはいるが,こちらでは小松さん本人が地の文で喋りまくる世相漫才の相方であり,前作を読んでおく必要はない。何しろ高度成長期のニッポン日記なので,当時を知らないと異国情緒さえ感じるかもしれないな。底本は角川文庫。表紙は生頼範義の描いたゴエモンのアップで,裏表紙まで繋がった一枚絵も収録してある。2015/08/29

けいちゃっぷ

2
ゴエモン再度登場。

洪七公

1
既読本1982/05/15

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