内容説明
（「はじめに」より）
本書は「子どもに良い学業成績をとらせる」「受験で成功させる」というノウハウ本ではありません。この本を通して書きたかったことは、突き詰めれば、社会に出て役立つ人を育てる親の心構えです。毎年たくさんの生徒とその家庭を見ている経験豊富な教師たちの言葉をヒントに、「我が子にとって、我が家にとって、どのような教育が望ましいのか」を考える一助になれば幸いです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆいまいのまま
2
佐鳴予備校の本で興味深く読みました。勉強法の点では、机に向かっている時の姿勢や素直さ、生活習慣が大事というところが参考になりました。中学生を主な対象としていることもあり親子関係のあり方に言及している点が多かったです。大人の仕事にも通じるところがあると思いました。2015/10/21
Hayato
1
入塾説明会でもきっとさなるは入社説明会のような雰囲気なのかなと思った。中学受験には抵抗があるけど、小学生のうちからメンタルを鍛え、思いやりのある人間を少しでも世に出せるならそれは素晴らしいことなんじゃないかと思う。2015/10/15
村上 飛鳥
1
普段から自分たちがやっていることが丁寧にまとまっている。とてもいい本だ。何度も読み返して自分に浸透させ、普段の仕事の中でも自然に動けるようにしたい。これが出来る先生はレベル高い。 いまの子供は数年前とはやっぱり違う、本書にある通り、親に反抗せず依存している子が多いように思う。そこをいかに気付かせ、一人で生きていけるようにしていくかが、これからの子育ての課題だろうか。自分に出来る事は多くはないけど、一つ一つ意識して行動できるはず。2015/08/25
村上 飛鳥
0
再び読んだ、今度はノートにまとめながら。さすが佐鳴予備校が書いただけあって、塾の先生目線から、子どもの学びに必要な事がわかりやすい。以前読んだ時よりは自分に浸透しているのを実感する。もちろんまだまだ、だけど、こうやって誰かが実践してきたことをまとめてくれているのは、自分も現場で実践する身として後押しされているようで安心できる。2016/03/03
federao
0
何気なく手にとった本だったのだが、普通の受験本とは全然違うものでした。予備校が出版したものとは思えない内容です。理論がしっかりしていて、納得できるところがたくさんありました。何度も読みなおして実生活に行かせたらいいと思います。勉強しているのに成績が上がらない理由がよくわかりました。2015/11/02
