危険な隣人

著者名：キャロル・モーティマー【著者名】/原淳子【翻訳者名】

ハーレクイン（2015/05発売）

• ISBN：9784596796073

内容説明

キャットは、ケイトと彼女の祖母と三人で暮らしている。住んでいる大きな家を保育園にして、毎日忙しく過ごしていた。若くて独身の女性二人が男性の気配もないのはおかしいと、近所の人々はいろいろと噂をしているらしい。だがキャットは気にしなかった。以前、婚約していた恋人に利用され裏切られて以来、二度と男性は信じないことにしたのだ。ところがある日、保育園に子どもを通わせるために、ケイレブ・レイノルズという、一人の男が訪ねてきた。たくましくてハンサムだが、危険な雰囲気をただよわせている彼に、キャットはたちまち警戒心を抱いた。そんな彼女をあざわらうようにケイレブは……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ととめ]

メインの登場人物が、みんな秘密を抱えています。まぁヒーローは早々にヒロインに吐露しちゃってますが。ヒーローの、死んだ妻がらみの過去はちょっと悲惨。エピローグまで引きずってます。息子は可愛い。

2015/11/21

[てん・ゆう]

ヒロイン・ヒーローより下宿人の秘密の方が印象深かった。

[たくあん]

キャロル・モーティマーの個人的当たりヒーロー。割と尊大なのに決して傲慢ではなく、しかしグイグイとくるキャロルのヒーローは、結構特徴的かも。一方でストーリーは普通。ヒロインを取り巻く謎が終盤でネタばらしされても、特に驚くべきことでもなく。可もなく不可もなくと言った印象のお話。

2025/08/27