内容説明
こんな恥ずかしい事実を愛する人に告白するなんて……。■ある日、サラは帰宅を急ぐあまり道路に飛び出し、危うく車に轢かれそうになった。運転していたのは紳士的な男性で、サラを家まで送ってくれる。その日のうちにお詫びの花束が届けられ、翌日彼が訪ねてきた。彼はジェイクといって、ペニントンの町の名士だった。鮮やかなブルーの瞳の、魅力あふれる男性だ。サラは生まれて初めて胸のときめきを覚えた。そして、ジェイクのほうもそれとなく好意を伝えてくる。だが、サラは自分にきつく言い聞かせた。彼に心を奪われてはならない。私には誰にも言えない秘密がある。男性と親密な関係になったら、その秘密を打ち明けないわけにはいかないのだから……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もな
2
ヒーローヒロインに好感がもてるだけに娘の出生の秘密がすっきりしなくて不快だった。ヒロイン母は夫に対してあれで良かったんだろうか?人妻であるヒロイン母に慰め求めた母の友人が許せない。主役二人は好き2017/01/16
akiyuki_1717
1
邦題からもっと深刻な内容を想像していたけれど、ヒーローはしょっぱなからメロメロで真っ直ぐで、グッときました。ヒロインも一途で純情で誠実と三拍子揃ってるのですが、決して嫌味でなく、悪いと思えばきちんと謝るし、我を張るところはキチンと宣言してでも意見を通そうとするなど、本当にごく普通のヒロインなのですが、感情移入しやすくて、あっという間に読み終えてしまいました。ヒーローもヒロインも嫉妬心を見せるシーンがあるのですが、こういうことってあるあると思いながら微笑ましくて、誤解が解けたシーンも大袈裟過ぎず、良かった。2016/12/04