内容説明
『昆虫記』を記した偉大なる生物学者アンリ・ファーブル。本書は、ファーブルが昆虫たちをどのように観察し、なにに驚きを受けたのかを写真とともに追体験したものである。ファーブルが観た世界とはどのようなものだったのか。昆虫好きなら見逃せない一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Uzundk
2
すばらしい観察記! 科学的な検証という視点では抜け落ちてしまう見たままの驚きや不思議が、一般的性質では語り尽くせない身近な虫たちの個性溢れる姿が、全編通して精緻に軽妙な語りで描かれている。巡り会いのお相手達は確かに身近ではあるが、私達が見知らぬ相手に秘密を明かさぬように彼らも生活の多くを巧妙に隠しており、それ故に数多の謎がある。そうして秘された、私達が見る価値もないと思っている彼らの生活をじっと見れば"単なる繁殖のための機械"では無い事がはっきりと分かる。生き物について問われたらこの本をまず薦めたい。2015/04/03
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