内容説明
【注 電子版にはCD(音声)はありません。ご了承ください】300年以上続く老舗酒蔵「寺田本家」の23代目当主が語る、実業家・斎藤一人さん直伝の成功の法則と、自然に学んだ「自分もまわりも幸せにする生き方」。著者の寺田啓佐氏は、経営の破綻と病気を機に、自然酒造りに転向。無農薬・無化学肥料で栽培されたお米を使い、添加物を一切使わない昔ながらの製法で、体にいい酒造りを行い、話題を呼んでいます。本書では、そのような自然酒造りをする中で、著者が微生物から学んだ「発酵」の魅力をお伝えします。発酵を支える微生物たちがお互いを生かしあう姿からは、人間が学ぶべき生き方のヒントがあるといいます。人間にたとえると、発酵している人は、明るく、自らを幸せにするために変化していきます。それは、斎藤一人さんに教わった、自らが幸せを発しだし、まわりの人も幸せにしてしまう「発酵=発幸」の力につながっていくのです。自分の人生を幸せへと醸しだす知恵が満載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
akiᵕ̈
19
以前、食の勉強をしていた時に寺田本家に携わっていたなかじさんとご縁があり、発芽玄米酒の『むすひ』は購入し愛飲していたことも。その時はまさか寺田本家が一人さんとここまでのご縁があったとは思いもよらず。一人さんの教えと、良い発酵の場作りをリンクさせ、この様にホンモノを作り上げてきたのかと、300年以上続いている酒蔵がこれからも続いていくよう神様の采配を感じずにはいられない。自ら発酵しだす七つのコツで発幸力を高めていきたい♪2025/12/21
村越操
12
ここにも斎藤一人さんの教えを理解し、実践されている素晴らしい人が存在しております。読んだあと、百薬の長、日本酒が飲みたくなりました。今日は熱燗で決まりです。「一番大切なことはお腹が発酵していることなのです」「親切って、親を切ると書くよね。これは、”親になり切る”という意味なんだよ」「よく歯が浮くようなお世辞って言うけど、歯が浮くくらいはまだまだ。歯が抜けるぐらいがちょうどいいんだよ」「困ったことが起こったら、それは生き方が間違っているせい」「煮物の味付けの手順を表すさしすせその、さは本来酒であった」2013/10/26
バニラ風味
11
千葉県神埼町にある酒蔵、寺田本家。代々、婿をとって酒造りをしているけれど、著者も婿として入り、試行錯誤の上、本物の自然酒「五人娘」を作ることに成功。神崎神社にあった千社札から、一人さんの名前を知り、その後、書店でたまたま、一人さんの著書を読み、ファンに。そして、本人にも会い、一人さんの考え方から学び、人間どう生きるか、ということを、酒造りの発酵に絡めて、書いた本。発酵と腐敗の違いなど、考えさせられることが多いです。2020/07/07
おおにし
10
この本の著者は蔵元「寺田本家」の先代当主で、一人さんのお弟子さんではないのですが、一人さんの助言を受けて老舗の酒蔵を再建した人です。だからこの本も基本は一人さんの教えなのですが、寺田さんが酒造りを通じて微生物から学んだ「発酵道」という自らの教えがプラスされて、今までの斎藤一人本とはひと味違うものとなっており面白かったです。これからは微生物の時代かもしれません。2013/01/04
芸術家くーまん843
7
「斎藤一人 発酵力」寺田 啓佐 PHP研究所http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569805310/mag06-22/ref=nosim/三百年の歴史を持つ酒蔵「寺田本家」。ここでは、無農薬、無化学肥料のお米を使って、添加物を一切使わない昔ながらのお酒を造っています。本物のお酒は二日酔いにならないのですね。・価格は三倍しますが無農薬の米と麹、そして寺田本家が代々いただいてきた神崎神社の清水のみを原料に、昔ながらの自然造りの酒を造り始めました。良いお酒を造ろうとすると、材料費が高い2013/09/05
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