内容説明
新人の梶原巡査はいつの日か管轄区域で起きた殺人事件の捜査を担当することを望んでいた。しかし、初めての事件は青酸カリによる無理心中だった。だが、一命をとりとめた18歳の男性は事情聴取で女性の殺害をほのめかす供述を繰り返していた。心中に不自然な点を感じていた梶原は、地道な捜査を続けた末に意外な事実を見出した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桂 渓位
9
短編集。死の予告は、世にも奇妙な物語の原作にもなりそうな話でした✨ ホームレスの単語は、おそらく修正された箇所でしょうね✨ 2020/04/12
さとまみ読書垢2(小説・その他専用)
2
まだ社会派。 1960年代2009/07/01
キャサ
1
短編集
CEJZ_
1
1P16行。本の厚みのわりには、文字が大きめなので、目にやさしく読みやすい。西村京太郎といえば十津川。書店に行って、文庫棚や文庫の平台を見れば、どこでも西村アンド十津川、鉄道アンド事件のオンパレード。どこもかしこも十津川、寝ても覚めても十津川、学校でも職場でも十津川、便器にも十津川。十津川モノでない西村作品を探すのが難しいくらいだ。これは珍しく十津川ではない短編集、かなり初期のもの。貴重な十津川ジャナイ体験だった。2014/10/07
スマイル
1
九編からなる独立の短編集です。昭和40年前後が初出の小説なので今の感覚とのズレはありますが、それぞれにドラマがあり短いながらも満足感のあるミステリーでした。2014/10/03
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