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内容説明
世界規模での市場拡大が見込まれる水ビジネスの全貌と、日本企業の取り組み、海外企業の動向などを概略する。関連文献も詳しく紹介。企業戦略、国家戦略を考えるのに便利な一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kiriya shinichiro
4
世界がこうなんで日本もこうしてみたら、という意味ではデータもちゃんと書いてあるし、いい本だと思うんだけど、どうもボンヤリしちゃってるなっていうのが……五十歳前後のお役人が書いた本かって思うと納得いくけど、つまり日本って、そんな包括的なことができるようになってないんじゃん……2017/12/12
もふ子
3
★★★☆☆かなりビジネス色が強いので、学生には難易度高めだった気が…。なので、理解度は半分くらい?一言に水ビジネスといっても、上水下水超純水といろいろある。また、浄化にも濾過と蒸留の2つがある。日本は膜ビジネスにおいては優勢だが、他はそうでもない。日本は他の国と比べると産官連携、つまり組織をまたいだ全体的なビジネスデザインが弱いのだとか。ほぉ。私は水科学を研究しているので、今後も水の需要が高いというのはモチベ上がった!2017/06/29
takao
1
ふむ2021/05/09
Xinobu
1
タイトル通り、水ビジネスについて概観できる。たくさんのデータや事例をあげているので納得感は高い。日本が海外でビジネスチャンスを得るためには、入札時からコンサルティングファームを活用して有利な条件に持っていくことが必要との指摘は面白かった。それだけにもう少し記述が欲しかったところでもある。2012/05/21
むっち
1
うーん 保守系の政治家を志す人が水産業育成政策のトータルな参考書として読まれているのしら……。世界の水メジャーの戦略もよくわかるし、上下水道の営業も、その戦略の中で民営化が企てられていることはよく分かる。確かに効率化にとって民営化は便利な手段なのでしょうが、人口減少地域での民間水道事業者が倒産する事態が現にアメリカで起こっているという問題点の言及は少ない。水メジャーの戦略の中で日本が以下に水産業を立ち上げていくのか。うかうかしてると国と一体で産業化を進めている国に負けるよと言うことでしょうが、外交としての2011/10/09
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