- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
宇宙のすべてを記述できる可能性を秘めた理論、それが本書で学ぶ超ひも理論です。ニュートン力学から相対性理論、量子力学をへて、超ひも理論がどのように誕生したのか、そしてその理論で解き明かせる宇宙の謎まで、マンガでわかりやすく解説します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
emi
29
わかりやすい…なんて私には言えません‼︎けれど、宇宙誕生の歴史を紐解こうと世界中の物理学者がどんな研究をし、今の最有力候補である「超ひも理論」にたどり着いたのか、その理論もまた未完成であることなどは、難解ながらもなんとかそうなのか…と思えます。結局宇宙はどうやってできたのかを計算で説明するには、まだまだ時を必要としそう。素粒子でできた私たちが存在する地球は、本当に絶妙な偶然からできた奇跡の上に成り立っているんですね。マルチバースまで知るには自分たちの寿命が足りないけど、地球の寿命も気になりました。2015/06/13
どんたこす
17
まんがでとっつきやすいはずだが、量子力学の話は難しい。が、興味深い分野。一般向けに簡単に教えてくれる宇宙論と量子力学を行ったり来たり繰り返し読めばいつかきっと少しは理解できるようになる…はず!2022/06/27
白義
16
宇宙の全てを説明できる究極理論候補生最有力選手の超ひも理論をマンガを最低限の補助にして文章でガッツリ解説。流石にこのテーマになるともうマンガでは限界がありますよという正直さがうかがえる。古典物理学から相対性理論と量子力学とたどりながら素粒子の世界を探究するためのいろいろな問題から超ひも理論の成り立ちにアプローチするのは確かにわかりやすいが、多分数式がないとこれが限界なんだろうなというレベルで抽象的。高次元の膜?ひもの振動のパターンが素粒子?監修が大栗博司なだけあって相当わかりやすいはずだがそれでも壁は高い2020/12/20
おっとぅ
5
超ひも理論、まだそれを観測や実験で捉える事が出来ていない。ゆえに有るのか無いのか、合っているのか間違っているのか、さっぱり解らない理論と言うことが何となく解ったかな。まだ仮定でしかないのね。2017/10/27
mat2
3
これ1冊だけで超ひも理論の全てを理解する、なんてのは絶対無理だけど、表面をうっすら触った気にはなれる。説明が表面的すぎて余計にフラストレーションがたまる~という人が別の本を読むきっかけにはなれる本だと思う。2020/10/20