元祖プロコーチが教える育てる技術

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元祖プロコーチが教える育てる技術

  • ISBN:9784799314500

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内容説明

伝説の名コーチ、ジョン・ウッデンはどのように人を育ててきたのか?

米国大学バスケット史上最高のコーチとしていまも多くの尊敬を集める名将ジョン・ウッデンが、
どのように選手を育て、チームを作ったのかを本書で明かしています。
名門UCLAのバスケット部ヘッドコーチとしてNCAAの数々の記録を打ち立て、
カリーム・アブドゥル・ジャバーやビル・ウォルトンほかスーパースターを育てたウッデンの指導の秘密に迫ります。
今でも色褪せない普遍の指導法は現在も多くのリーダー、教育者に影響を与えています。

「この名著に気づかなかったことを最も後悔しています」
ビジネスブックマラソン編集長 土井英司

<目次>
Part 1 人を育てる
(一部抜粋)
1 指導する者に与えられた素晴らしい特権
2 指導者とは、人々に意欲を起こさせるために銃を必要としない人のことである
5 指導下にある人をひとりの人間として関心を持ち、愛しなさい
6 強さではなく優しさで、恐怖心ではなく誇りで、人を動かしなさい
9 メンバーに、自分の能力を最大限に発揮するために最善を尽くすことを課しなさい
10 指導下にある人たちを平等に扱う必要はない。ただし、公平に扱いなさい
11 自分の言葉と感情に責任を持ちなさい
12 メンバーの話をじっくり聞きなさい
14 相手にとって価値ある報酬を与えなさい
16 相手が吸収しやすい形にして学習させなさい

Part 2 チームを育てる
(一部抜粋)
24 最高の選手を集めても、最高のチームになるとはかぎらない
25 チームを成功に導く六つの条件
26 目標はひとりのスターを育てることではなく、チームに最高の結果をもたらすこと
29 メンバーに迎合しない
30 たとえ代償を払うことになっても、規律を正すことを恐れない
31 うぬぼれているメンバーをたしなめる方法
32 批判にも称賛にも惑わされない
34 最も多く間違いを犯したチームが勝利する
35 最善の努力をする限り、それは失敗ではない
36 成し遂げたことではなく、成し遂げられたはずのことを基準に自分を測ることを教えなさい

Part 3 成功のピラミッド
(一部抜粋)
48 最高の自分になるために全力を尽くすのが成功者
50 持っているものは人によって異なるが、それを最大限に発揮する機会は誰にでも平等にある
52 勤勉と情熱がピラミッドの礎石となる
53 友情と忠誠心と協調性が土台となる
54 技術を養う自制心・注意力・行動力・集中力
55 ピラミッドの中心、コンディション・技術・チームスピリット
56 技術を発揮する平常心と自信
58 最後の仕上げ、忍耐力と信念

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GAKU

34
米国大学バスケット史上最高のコーチといわれているジョン・ウッデンが、どのように選手を育て、チームを作ったのかを明かした著書。新卒の時、管理職になった時、経営者の一員になった時、研修で、或いは自主的に、一時期かなりの自己啓発書、マネージメントのハウツー本等を読み漁りました。こちらも同様にどんな分野であろうと成功体験を持つ方には共通のやり方、信念というのが感じられます。このような本が役にたつかたたないかは、実践出来るかどうかの自分次第でしょう。勿論心の拠り所として読むという読み方も良いと思います。2016/02/07

たまきら

30
これはある一人の誠実な男性が、生涯かけて得た誠実な生き方の定理だ。もちろん育てる技術の一環ではあるけれども、もっと根本的なものを感じた。プロの監督として大金を稼ぐこともできたであろうに、英語教師・大学のバスケ監督となり、高校時代の恋人と結婚し、彼女の死後も生涯愛し抜く。そんな彼の人生は、拝金主義にもなりがちなスポーツ界の話だからこそ、深く心に響く。読みながら背筋が伸びる気持ちだった。2019/04/06

かいてぃ〜

23
職務上、人を育てる立場ではなくとも、人との関わり方を学んだり自己成長を促す為にも読んでおいて良い本だと思います。言っていること、書かれている言葉は、もの凄くシンプルなのだが、深いなぁと。努力と情熱は、オッサンになっても大事に育て続けなければなりません。そうでなければ、自分の子供や後に続く人たちに、生き方を示せないからです。より頑張らなくてはならないなぁと思わせる一冊でした。2017/08/09

香菜子(かなこ・Kanako)

21
元祖プロ・コーチが教える 育てる技術。ジョン・ウッデン先生とスティーブ・ジェイミソン先生の著書。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のバスケットボールの監督として大成功されたジョン・ウッデン先生が、人の育て方や教え方、人との関わり方を解説した良書。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のバスケットボール部を常勝チームにした実績をお持ちの著者ですから、もちろんスポーツの指導をしている人には直接的に参考になると思いますが、全ての教育関係者や保護者にとっても勉強になる内容がいっぱいです。2018/08/09

15
米大学バスケ界の伝説的なコーチが書いた本。自分が指導者に相応しい人間になること。①人格を磨くこと②建設的なものの考え方と価値観を持つこと③模範を示すこと。指導者が身を持って示すことのみ教えられる。目立つメンバーは放って置いても大丈夫。目立たないメンバーこそ光を当ててやること。勝利を捨ててでもダメなものはダメ!規律が全てだ。成功とは自分がなれるベストの状態になるために最善を尽くしたと自覚し、満足することによって得られる心の平和である。「学生スポーツは勝利も大事だが、人生においては過程が大事」ということか。2022/03/29

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