おりょう残夢抄

個数:1
紙書籍版価格
¥649
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

おりょう残夢抄

  • 著者名:中津文彦
  • 価格 ¥589(本体¥536)
  • PHP研究所(2015/05発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569575711

ファイル: /

内容説明

坂本龍馬暗殺の真相を、妻おりょうの目を通して探る長編歴史ミステリーである。慶応三年十二月九日、下関で暮らすおりょうのもとに、龍馬の突然の訃報が届く。この日から彼女の転変の日々が始まった。夫の死の真相究明を念じ、長崎から土佐、そして京へと住処を移す。女の身一つで生きて行かねばならず、苦労の末に死ぬ思いをすることもあった。そんな中、行く先々で、かつての同志たちが現われ、当時のことを様々に証言していくのである。遺留品のこと、藩内の事情や諸藩の思惑、そして犯人検挙の報まで。やがて明治の世も五年となり、文明開化が急速に進む頃、それまでに得た数々の証言が彼女の中で一本の線に繋がった。彼女はそれを確かめるべく、ある人物を訪ねて東京へと旅立つのである……。夫を失って以後のおりょうの波瀾の生涯を辿りながら、幕末最大の謎といえる龍馬暗殺の真相を、諸説を検証しつつ解明していくエンタテインメント作品である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

珂音

2
龍馬は誰に何故殺されたのか、おりょうは龍馬と係わりのあった者を訪ねそれぞれの見た事、聞いた事、彼らの思惑などから真相に近づいて行く歴史ミステリ。歴史を動かした男の妻、割りに合わんと思うなぁ。報われないなぁ。江戸時代末期に生まれ激動を生きたおりょうさんの最後はかなり悲しい。2010/05/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/585521
  • ご注意事項

最近チェックした商品