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内容説明
いま、ネーミングの重要性が飛躍的に高まっている。商品名のみならず、社名、サービス名、タレント名に至るまで、ネーミングの巧拙が成否を分けるといっても過言ではない。ちなみに「フレッシュライフ」→「通勤快足」、「缶入り煎茶」→「お~い お茶」、「モイスチャーティシュ」→「鼻セレブ」などは改名して大成功した例。さらに昨今のデジタル技術の発展を反映して、商標も新たに、動き、色彩のみ、音なども登録可能になった。こうした時代背景を踏まえ、本書はアイデア発想法から商標登録の実務、さらにブランド化までの流れを、豊富な具体事例を交えながらわかりやすく解説した。著者はこれまでに「かもめ~る」「ゆうパック」「BIG EGG」「TOSTEM」など、実に300以上のヒットネーミングを手がけてきた業界のオーソリティ。企画、マーケティング担当者はもちろんのこと、営業、広報など多くのビジネスマンに役立つ一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
bura
61
商品や社名、サービス名、タレント名などネーミングに関する様々なノウハウや事例を解説したビジネス書。例えば「かん入り煎茶→お〜いお茶」「NHNジャパン→LINE」「ひとし•まさし→ダウンタウン」等々、改名したら大成功した例なども面白い。ちょっと気になり手に取ったが発想法など色々と勉強になった。2023/03/26
清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎
15
アナグラム造語法 2019/05/29
わたなべたけし
15
ネーミングの重要性を説き、それを上手に決めるために何をすべきかを綴った内容。 一人で何か独創的なものを考える示唆を貰える内容ではなく、組織として、どうフローに則り、良いものにしていくか?という内容。 パッケージ同様ブランドを構成する重要な要素。決めるための考え方を学ぶには、ちょうど良い1冊。2015/08/04
tkokon
6
【実践的】実際に企業などで、製品のネーミングを仕事としてやらなければならない人には、とても体系的にまとまっていて参考になる一冊。発想法から、ネーミングを決めるプロセス、そして実務(商標・特許等の申請手順等)まで網羅している。結局言葉にしてしまうと、500~1000のアイデアをとにかく出して、そこから注意深く絞り込んでいく、という以外にない。他のアイデア法同様、量は質を決めるのだ。見やすさ・読みやすさ・書きやすさ・聞きやすさ・話しやすさ・覚えやすさ等、本書に出てくるチェックリストはとても有用(Kindle)2015/11/25
たいそ
3
ネーミングを成功させる秘訣、タイトル3ルール、ネーミング7技法、5つの評価方法など。良いネーミングにたどりつくのはたいへんだなという印象。チェックリスト法は参考になった。「次代のネーミングは現代性・クリエイティブ・グローバル」。 2015/06/13




