内容説明
さまざまな悩みを抱えた人たちの相談に応じ、問題解決を助けるカウンセリング。その歴史、理論、資格と訓練などを平易に述べた、ベテランカウンセラーによる入門書。ロングセラー『カウンセリングの話』(朝日選書375)を増補改訂した最新版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コージー
52
★★★★☆「アサーション」でも有名な大学教授、平木典子による「カウンセリング」概論。「カウンセリングとは?」からはじまり、カウンセラーの資質や倫理観、現代の様々なカウンセリング理論にも触れる。興味がある方、これから目指そうと考えている方には、とてもわかりやすい導入書。【印象的な言葉】①カウンセラーは相手が何と言っているかではなくて、何を言わんとしているかが理解できなければならない。②人間は部分や要素の総和ではなく、それ以上のものだ。 2018/09/05
駿ばぱ
4
カウンセリング入門ですね。カウンセリングの意味から、理論のいろいろ、大切なことまでわかりやすかった。傾聴ってのは何においても大事だね。2013/11/22
そ吉
2
カウンセリングについて体系的に書かれておりとても読み易く且つ分かり易かった。 前に読んだ宮地まり子のキャリアカウンセリングが理論の説明に終始していたのに対し、本書はその背景や関連する理論を展開して解説しておりカウンセリングの入門書として良書だ。 2020年に「新・カウンセリングの話」として改訂版が出てるが時間を開けて読んで見ようと思う。 ★★★★☆2021/12/23
ルル
2
要再読。 体系だてられた知の集積は、時代が経ても色褪せないもの。どんな分野であろうと理論を打ち出す人は賢人であり最高のアウトプット術を持ち合わせている。2014/07/04
言いたい放題
1
浅く広く。2021/11/20