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内容説明
経済の原理原則がわかれば、未来は読める――長期投資一筋43年、預かり資産3000億のファンドマネジャーが実践している資産運用術とは? 「逆張りと先取りは何が違うか」「統計やニュースは見なくていい」「なぜ外国市場に投資しないのか」など、目からウロコの秘訣が満載。10年後に大きく実る、賢い資産づくり。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
太鼓
5
人のやり方をそのまままねるのではなく、疑うこと。そして、試行錯誤から自分のやり方を見つけること。2015/06/24
バーベナ
4
いろいろと相場が荒れていますが、これを読むと気持ちが明るくなるような気がする。いまのさわかみファンドに投資をしないとしても、未来の夢を想像するのは楽しいし、その具体的発想法のフローチャートって面白い。ゲームとしてやってみよう。2016/05/04
二階堂聖
3
難しい投資理論やテクニックはいらないから景気が悪くなる局面でリスクを負って資金投入しようねと言う話。そのために世の中を観察する眼を養おうと。今景気がどんな感じかとイメージできるようになったらそれをベースに身近なものに投資しましょうと。『私はこれまでの長い投資人生において、ひたすら「水」「環境」「資源・エネルギー」「食糧」「工業原材料」という5つの分野を、投資テーマとして一所懸命に研究してきた。それは、いずれも人々が生きていく上で必要なものだからだ。(P135)』2018/10/24
M_Study
3
著者の予測より少し遅れているが金利上昇の芽が出てきている今の時勢にあった内容。ただし著者の投資方法が市場に大して勝てなかった点にも気を配りたい。現在の10年平均リターンは、さわかみファンド1.87%、日興AM TOPIXインデックス1.41%、インベスコMSCIコクサイインデックス3.52%である。TOPIXにはわずかに勝利したものの国際分散投資には完敗。暴落時に買い向かってガッツリ儲けるはずの投資法が、買いっぱなしのパッシブ運用と大差ないか大負け。これが現実である。2017/08/23
nizimasu
2
澤上さんの投資哲学は昔から立派だと思っていたんだけど00年代の相場の流れをみているとかならずしも当てはまらない部分もあったりしてちょっとしばらく敬遠していた。しかし最近の成毛眞さんの逆ばり思考からちょっと澤上さんの本も久々に読んでみようと思ったらやけにしっくりときた。澤上さんによれば逆ばりではなく先を読むということらしいが短期的に下がった株を買いましていくという手法はそれはそれでもっともで実は急落寺に買うというのはボックス相場が多い日本の投資環境ではむしろ王道ではないかと思ってしまう。それだけに信頼出来た2016/05/30
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