内容説明
小倉孝プロはプロ1年目で日本プロ麻雀協会のビッグタイトルである第3期雀竜位を獲得し、以後も第4期雀竜位、第7期雀王など数々のタイトルを獲得した若きトッププロです。本書では小倉プロの代名詞「デジタル麻雀」の真髄と言うべき打ち方を披露しています。また、自らも強豪プロである土井泰昭氏の手によってその打ち筋の斬新さ、優秀さがわかりやすく解説されています。「字牌はダブ東から切る」「マンガン以上でもリーチをかける」などいままであなたが正しいと思っていたことがあっさりと否定される、まさに目からウロコの一冊です。
≪CONTENTS≫
第1章:デジタル麻雀の基本手順・手筋
第2章:小倉システム 牌組編
第3章:小倉システム リーチ編
第4章:小倉システム 仕掛け&赤ドラ編
第5章:小倉システム 押し引き編
第6章:小倉システム 読み編
第7章:小倉システム 実戦・何を切る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ミサゴさん
1
著者である小倉さんが書いた部分については、デジタルの考え方を非常にわかりやすく説明してくれていて参考になる。練習問題の解説も分かりやすい。それに、(ネット上などでよく見られる)デジタル論者がアナログ・オカルトの打ち方をやたらと馬鹿にしたような論調がないのも好印象。ただ残念なのは、プロローグやコラムなどを書いている土井さんの論調が非デジタルをやたらと馬鹿にしたような書き方なところか。2012/08/19
タケミチ
0
押し引きなんかも点数化して表で提示してくれているので、非常に参考にしやすい。2016/03/07
八乙女かもめ
0
表紙は微妙だけど、中身は参考になった2015/04/16
хорошо
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ダブ東から切る、頭が無いときは筋の牌を残すなど小倉プロのシステムを垣間見れる一冊。解説→例題の構成が分かりやすい。牌姿、打点等を点数化し押し引きの判断を行う徹底ぶりに驚かされた。2014/06/09
pudonsha
0
『科学する麻雀』以降、麻雀のパラダイムは明らかに変わったが、あの本は非常に難解なものだった。本書は、それを実践的に解説してくれている。雀頭固定で有効牌を多く、リャンカンから赤ドラ狙い、赤ドラターツ残し、ポンテンのポンソバ待ちはない、マンピンソーの選択など、参考になった。ただし、デジアナ論争には不毛な部分もあるので、競技者は「良いトコ取り」をすればよいのである。2013/01/19