内容説明
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30歳のある日、人生が狂った。 突然の診断から3年、左手指と顔しか動かせなくなった広告プランナーが綴る、喜怒哀楽の極地、そして希望のメッセージ。 ALS(筋萎縮性側索硬化症) 徐々に身体が動かなくなる。余命3~5年。原因も治療法も不明。誰がいつなってもおかしくない。日本の患者数は約9,000人。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フジマコ
41
ALSという病気をご存知ですか?少しずつ筋肉が動かなくなって最後には死んでしまう病気。今現在治療法はないそう。いつか「心は生きているのに動けない見えない聴こえない日が来ることを想像できますか?僕は想像できない。この本を書いた藤田正裕さんは目線でカーソルを操り瞬きで決定してこの本を書きました。もう顔と左手の薬指しか動かないからです。呼吸もきつくなり気管切開したため声さえ失いました。この本、泣きそうなんだけどすごく励まされる!前向きで感謝に溢れててちょっとやんちゃな彼にいっぱいいっぱい励まされる。僕も負けへん2014/02/24
さよちゃん
36
原因不明・治療法もなく…日本では、約9000人…とも言われているALS患者。ヒロさんの素直な言葉、本音が沢山この一冊に溢れている。何度も何度も読んだ。読むたびにどんどん涙が溢れて止まらなくなる…でも、元気ももらえた。これからもきっと何度も読み返すと思う。2016/10/02
黒頭巾ちゃん
31
いつ体が動かなくなるかわからない。その前にできることはやっていこうと思わせる内容です。ただ、ALSになっても感謝の心を忘れない筆者には脱帽です(⌒‐⌒)/2014/08/16
かいちゃん
29
ALSは何十人と診てきたが、なんとも言えない。患者側からの言葉、これはどれも真実であり、ありがたい。2024/06/20
Our Homeisland
25
遅ればせながら、Hiroさんの本を、やっと読みました。とても良い内容の本ですので、ぜひ、もっともっと多くの人に読んでもらいたいです。Hiroさんの本音が語られています。本当は、99.999%こんちきしょー というほどの想像を絶する過酷な目に遭いながら、いろいろと思うところを語ってくれました。辛くて、残念で、悔しくてという様子もよく伝わりました。発病前の順風満帆ぶりはあまりにいけているので共感を得にくくて嫉妬されやすいだろうという程なのですが、後半との対比であるがままに紹介してくれたのだと思います。2014/12/18