ハヤカワ文庫SF<br> 最後の帝国艦隊

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ハヤカワ文庫SF
最後の帝国艦隊

  • ISBN:9784150119980

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内容説明

遙かな未来、人類は銀河全域へと広がり、星系間帝国を築いていた。だが、災厄は思いもかけぬところからやってきた。不用意に異銀河へとあけた超空間ゲートから、昆虫型異星人サイジアンが大挙して侵入してきたのだ! 壮絶な死闘は9カ月で終わった。隠蔽シールドを持つ異星人艦隊に対して帝国軍はなすすべがなく、わずかに生き残った人々は帝国の残存艦艇とともに、ブラックホールだらけの〈暗黒星域〉へと逃げこむが……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

9
負けっ放しの主人公が滅茶苦茶な運命の中であがく宇宙活劇、と言えばいいのかな。設定的にいろいろ突っ込みたいところがあるけど、(アフターバーナーとか、星雲の中で通常空間を航行するとか、惑星はゆっくりだが小惑星は早く動くとか)なかなか面白い。次も読んでみたいけど、最後の展開にはいささか無理はあると思うなぁ。今後の展開にちょっと不安あり。(笑)2015/08/13

わたなべよしお

8
 面白いけど、ちょっと安っぽいかなぁ。漫画を読んでる感じです。映画ならマッチするかも。といいながら、続きが出れば読むとは思います。2015/03/27

ぶうたん

5
久しぶりにスペースオペラらしい本を読んだ。最後は怒濤の展開、と言うよりドラマティックな展開に全てが従属するご都合主義なところは古き良き時代の産物へのオマージュというところか。ただし続刊が前提なのは現代の作品らしい。なんとなく続きの予想をしてしまうのでこの後の展開にはあまり興味は持てないし、どうしたものかな。2015/10/25

sezmar

5
人類が銀河帝国を構築後、別銀河へ通路を開いたら異星人に反撃され帝国崩壊(本文でさらっと触れられてるけど死んだ数は膨大)。生き残った人類が隠れ住む場所では仲間割れ。美味しいところを生かした戦争SF。人類が負けたところから始まるが、反撃しても勝てる気がしないが続きが翻訳されるのかな?2015/03/23

みずけろ

4
おじさん?だけどハードボイルドらしい主人公と、わかりやすい勝ち気ヒロインと、これまたよくいるギャング等々が繰り広げるスペオペ。ちょっと変わっているのは超越君主のドミニクか。登場したと思ったらいきなり気安くなるのでびっくり。帝国のトップなのに。というか側近とか秘書とかいないんかい? ちょいちょいツッコミどころがあります。生き残ったなかに都合よく知り合いがいるのもご愛嬌。最後の展開にはどびっくり! このあとどうなるのか気になりますね!ww2017/02/17

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