グローバル・インバランスと国際通貨体制

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グローバル・インバランスと国際通貨体制

  • 著者名:小川英治【編著】
  • 価格 ¥2,772(本体¥2,520)
  • 東洋経済新報社(2015/05発売)
  • 5/5はこどもの日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
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  • ISBN:9784492654538

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内容説明

リーマン・ショックを端緒として世界金融危機が起こり、それは世界同時不況をもたらしました。本書は、その原因としてグローバル・インバランス(経常収支の不均衡)に焦点を当てます。世界経済には米国の経常収支赤字と、日本・中国をはじめとする東アジア諸国や石油輸出国等の経常収支黒字というアンバランスが存在します。そこに規制緩和とITの発達が加わった今日、どのようなメカニズムでどのようなことが引き起こされるのか。気鋭の国際経済学者たちが国際通貨体制、為替相場、通貨同盟、アジア通貨、国際産業連関分析などの側面から考察します。最後にドルの基軸通貨体制の問題点と、アジアを含めたグローバルな通貨体制に関する政策提言を行っています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

編集兼発行人

2
二十一世紀以降における世界経済の特徴に関する複数の研究者による考察。米国の巨大な経常収支赤字を新興する亜州各国の貯蓄や欧州の金融機関経由による油金が支えるという構造の下で起こった様々な事象についてマクロ為替通貨同盟産業等々の観点から章立てして図表を併記しながら凝縮して詳述するという構成。リーマンショックや希国財政が齎した諸問題の背景に潜む原因は意外にシンプルでありながら有効な対処(≒基軸通貨の複数化)の実現性は乏しいものと感受。地球規模での金脈にて巡りの好悪を如何なる要素が左右しているのか理解できる良書。2015/02/21

スプライト

0
グローバルインバランスと関係ない内容が多すぎる。2013/05/25

papahaba

0
2000年ー2010年の国際経常収支の状況・構造を把握するには良い本。2021/09/07

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