- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
東日本大震災以後、大きく変わりつつある日本のエネルギー政策の最新の動向を豊富な図解でわかりやすく解説した入門書です。日本のエネルギー政策の具体的な方向性を示す「エネルギー基本計画」は2010年に改定され、重要な柱の一つとして原子力発電の推進が掲げられました。しかし、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、全面的な見直しを迫られています。本書では、エネルギーとは何か、世界や日本におけるエネルギーの需給動向、福島原発事故の影響、再生可能エネルギー特別措置法等のエネルギー対策の現状、固定価格買取制度の仕組み、震災後の節電対策、再生可能エネルギーの最新動向、省エネルギー対策まで、日本のエネルギー政策の最新の概要がわかります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshida
114
仕事で再生可能エネルギーの知識が必要になり読了。このシリーズは最初の入口として読みやすく良いと思う。如何に東日本大震災の原発事故の影響が多きかったが分かる。再生可能エネルギーの固定価格買取制度で、メガソーラーや風力発電所は増え、電力会社は電力を買い取る。その結果、電力会社の要した費用はサーチャージとして利用者として私達が負担する。毎月の電気料の明細を見ると記載があるので、分かります。納得はいきません。逸脱しましたが、「発送電分離」等の事柄も記載あり。もう少し踏み込んだ内容を知る必要あり。関連本を探します。2017/02/25
KAZOO
110
エネルギーや省エネについての知識がよくわかります。図や表を多用して簡潔に説明されています。業界別に分かれているところも参考になります。ただ若干不満なのはよくわかる説明なのですが、今後の方向性やコスト面などの比較においてどのようなものがいいのかということがよくわからないことです。いっとき、パネル温水ヒーターなどがはやりましたがどうなっているのか?また風力や地熱発電はコスト的にはどうなのか?ということなどがもう少し書かれていたらと思いました。2017/03/03
ダージリン
3
総論がコンパクトにまとまっていて初学者の私にはぴったり、ただ、この分野は各論に踏み込むと大変そうだ・・・。2014/05/25
衞藤 秀平
2
目的 再生可能エネルギー関連提案検討にあたり、基礎知識獲得のため。国の政策について、簡単にまとめられていたが、既知の内容がほとんど。深堀りのために必要となるキーワードを知る意味では有意義。また、長期的な再生可能エネルギー導入の大枠の理解、整理にも役立った。2015/10/18