内容説明
朝廷がへん？ 秀吉がヘン？ 利三が変？ 奇才・黒鉄ヒロシが大胆に信長の謎に迫る！ 「本能寺の変」の直前に交わされた手紙が発見された。手紙は明智光秀の家臣・斎藤利三に宛てたもので、差出人は長宗我部元親。この新発見資料をもとに、信長と光秀、二人を取り巻く奇々怪々な事情を解き明かす。そのほか、本能寺の変の前後における公家たちの不可解な動き（「本能寺でおじゃりまする」）や、焼失したはずの名器・天目茶碗の意外な行方（「曜変本能寺」）、もし明智光秀による謀叛が失敗に終わっていたらその後の天下はいかに推移するか（「逆転本能寺の変」）など、さまざまな角度から「本能寺の変」を描ききった、著者渾身の歴史漫画。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こぽぞう☆
17
図書館本。本能寺の変の真相を探る！的な部分より、最後の「もし信長が本能寺の変で死んでいなかったら？」の部分が面白かった。やっぱり誰かに殺されてたのか？王朝を創始したのか？2017/05/18
もくもく
5
黒鉄ヒロシの歴史エッセイ漫画を、久しぶりに大いに堪能いたしました。本能寺の変の謎を、最新の歴史的資料を紹介しつつ、あらゆる角度から推理するって趣向であります。 某書店の棚に並んでいた「劇場版 タイムスクープハンター ～安土城 最後の1日～」（のコミカライズ）とたまたま一緒に購入したんですが、どちらも信長が全国から集めて安土城にあったはずの、黄金よりも貴重な茶器たちの行方がお話のカギになっているのが面白いなあ。2015/04/14
み～くま
3
「千思万考」のような本をイメージして手に取ったのですが、文章はなく、全編漫画で描かれていて（漫画家なので当然なのですが）ちょっと拍子抜け☆提唱している説や描かれている世界巻は面白いと思うのですが、黒鉄さんの漫画を読み慣れていないせいか、読み進めるのにかなり苦労しました。この一冊、ぜひ「千思万考」風にまとめなおして欲しいなぁ～☆面白かったけど、ちょっと疲れました(;^ω^)2015/08/24
getsuki
3
相変わらず画が見づらい部分もあるが、様々な切り口から論じている所は面白かった。謎が本当の意味で解ける日はくるのかな？2015/03/12
尿酸値高杉晋作
2
新・信長記に較べて遊びが少ない気がしましたが、最後のifが「信長あそび」していて良かったです。2015/03/07
