振り飛車穴熊の最終進化

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振り飛車穴熊の最終進化

  • 著者名:広瀬章人
  • 価格 ¥1,355(本体¥1,232)
  • マイナビ出版(2015/05発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784839955182

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内容説明

「振り飛車穴熊は今や旧時代の将棋といわれるようになったが、まだ死んだわけではない。この本では、その可能性を示したいと思っている」(まえがきより)

角道を止めて、四間飛車に振り、穴熊に潜る。バランスが良く、非常に堅い陣形に組めるため、アマチュアでは愛好者も多いこの戦法。しかし居飛車穴熊というあまりにも強力な対抗策が現れたため、プロ間では採用率が激減しています。ただ、あきらめるのはまだ早い。本書ではこの戦法を武器に王位のタイトルを獲得したスペシャリスト広瀬章人八段が振り飛車穴熊の可能性を限界まで探っています。居飛車穴熊に対抗するにはどうすればよいか?ただただこの一点を追求した広瀬八段の情熱と研究結果がこの本に詰まっています。居飛車穴熊に勝つには序盤から一瞬たりとも気を抜くことはできません。銀を上がるタイミング、囲いの手順、形によって変わる仕掛けの成否・・・。 本書では、居飛車の代表的な3つの形=▲5五歩作戦・▲6六銀作戦・▲6六歩作戦の3つに章を分けて広瀬八段の詳細な解説が展開されています。また、対急戦や先手振り飛車についても別の章で取り上げています。広瀬八段の結論は「振り飛車も互角以上に戦える」です。本書で最強の居飛車穴熊対策を体得してください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kinaba

1
お互い固めつくすような展開が多いけどどれも指しててしんどそう2016/05/12

ロタ

0
居飛車側に恣意的な指し手が少なく誠実な棋書。全体として振り飛車穴熊は厳しい状況にある。-300点でプロ棋士が「指す気がしない」と言われる現代。結果図のほとんどは-500点以下である。ただし1手の間違いで簡単に消し飛ぶリードなので玉が堅い分実戦的にはアマチュアなら全然ありだろう。終盤力で捲ることが出来るからだ。相穴熊はどっちを持っても勝つまでが大変だ。居飛車党目線では振り穴の狙い筋を複数知ることが出来て良い本だったと思う。2019/08/11

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