マイナビ将棋BOOKS<br> わかる! 勝てる!! 現代相振り飛車

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マイナビ将棋BOOKS
わかる! 勝てる!! 現代相振り飛車

  • 著者名:高崎一生【著】
  • 価格 ¥1,355(本体¥1,232)
  • マイナビ出版(2015/05発売)
  • 夏を先取り!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/29)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784839954697

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

本書は以下のような宣言で始まります。
「▲7六歩△3四歩▲6六歩。かつて相振り飛車といえばこの出だしが一般的だった。最近でも全く見ないわけではないが、相振り飛車の主流からはやや外れた感がある」

角道を止めない振り飛車の出現によって将棋戦法は大きく変わりました。今や振り飛車はカウンター狙いの消極策ではなく、みずから積極的に動いて主導権を取りに行く戦法となっています。そのような状況で、互いに飛車を振り合う相振り飛車が影響を受けないはずがありません。相振り飛車でも角道を止めない戦い方の優秀性が広く浸透し、主流となりつつあるのが現状です。本書では序章で、なぜ「3手目▲6六歩から始まる相振り飛車」が減ったのかを解説します。そして、第1章と第2章がメインテーマ。取り扱うのは以下の2つです。

・3手目▲7五歩
・3手目▲6八飛

流行の石田流と角道オープン四間飛車の出だしから始まる形こそ「新時代の相振り飛車」。 本書はその未開の地に先鞭をつけるパイオニアのような一冊です。生粋の振り飛車党で毎年好成績を挙げている高崎一生六段による詳細かつ丁寧な解説で、第3章では相振り飛車における中飛車、相振り飛車における端歩についても語っています。本書で角道を止めない相振り飛車のスピード感をぜひ味わってください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akihiko810/アカウント移行中

21
15年刊行。「相振り飛車」で、先手が角道を閉じるパターンがかなり減少した理由と、角道オープン相振りの流行の変遷、三間飛車・向かい飛車での相振りを解説した棋書。  囲いは矢倉が多かったが、角道オープンの場合は速攻されてしまうので、金無双か美濃が多いらしい。プロでの流行り廃りが網羅されていて、興味深かった2025/05/01

hk

16
世の中も将棋戦法も栄枯盛衰は著しい。いつのまにやら振り飛車の花型戦法といえば、先手石田流と角交換四間飛車となっていた。本書はこの二つの振り飛車にまつわる「相振り」をメインに解説していく。両戦型だけでも対応策は幅広く、全体に薄く広くの印象は拭えない。しかし三手目▲6八飛車戦法に対する、向かい飛車から端を絡めた攻めはすこぶる参考になった。知らなければ、のっけから一網打尽にされてしまう変化だ。相振り飛車はまだまだ定跡の整備が追っついていない部分が多い。本書はいまだ手探りの相振り戦線をかみ砕いた労作だ。2017/12/12

こまごめ

9
割と大事なところが図無しの文章だけでサラッと流されている構成がとても残念。やはり杉本先生の相振りのセンスの方が丁寧だしオススメです。2022/07/13

あなあき

2
先手番で、3手目に▲7五歩〜石田流もしくは▲6八飛〜角道オープン四間飛車を目指したときに相手が相振りをやってきた場合の指し方をメインに解説した本。自分は、3手目▲6八飛はやらないので事情はわからないが、石田流に対しては結構な割合で相振りになるので、対応策を知るために購入。今までに経験した相振り飛車戦は、角道を止めてから向かい飛車にして相手は三間飛車……という感じがほとんどだったのだが、お互いの囲い方や端攻めへのケアなど、序盤からの緊張度が増している印象。元々そういう将棋が好きなので、スゴく楽しんで読めた。2016/03/13

kinaba

1
個々の変化がちょっと薄味2015/03/20

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