内容説明
目が覚めると、そこは病院で、母と名乗る女性がいた。しかし、何も憶えていない。自分の名前すらも……。帰宅途中に襲われて記憶を失ったらしい。母は彼女が非嫡出子で、病気で余命少ない実父、腹違いの弟妹がいることを教える。戸惑う私の前に、次々と恋人を名乗る男たちが現れた。その最中、実父が亡くなり、莫大な遺産を相続することに……。傑作サスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sora
31
記憶喪失の女性のお話。遺産が絡んでくると、だれもが怪しくなるのですが。ホームドラマのようでした。表紙と話の内容とが・・・。違和感があるような感じ?でした。2015/11/21
coco夏ko10角
23
記憶喪失になった愛美、恋人を名乗る三人の男性や遺産問題など…。「あの場面いらなかったんじゃ…」とか「あれは結局?」というのがいくつか。鯨さんの本は何冊か読んでるけど、長編だとだらだらしてしまってる気がして、短編の方が相性いいかも。2018/06/03
キリン
9
今まで読んできた鯨さんとは全然違うんでビックリ。まあまあ面白いと思うんだけど、普段の鯨作品の方が好きかな。2017/01/10
ももめい♪
7
★☆☆☆☆( ´△`)どうやって終わるのかだけが気になって最後まで読んだけど……この状況でこんな行動しなくね?みたいな。突っ込み所満載すぎでした…(;´д`)2016/01/14
enmys07
5
夜の帰り道に襲われて、記憶をなくした主人公。 遺産相続の話が降ってわいてきて、 付き合っていた男のみならず結婚していた男まで現れる。 書き下ろし作品でしたが、グダグダ感。 鯨さんの作品に求めているベクトルとは全く違い方向の作品でした 2015/05/17