集英社コバルト文庫 五国神仙遊戯 ここで一花咲かせましょう！

著者名：きりしま志帆【著】/セカイメグル【イラストレーター】

集英社（2015/05発売）

• ISBN：9784086018524

内容説明

武人である育ての親の教えを活かし、武官を志して西牙国へやってきた少女・玉玲。しかし武官登用試験であえなく不合格に。そして、そこに現れた美貌の王・天翼との問答の末、玉玲は叫んでしまった。「わたし、脱いだらすごいんです！」。その「すごい」の意味に興味を持った下心満載の天翼に、後宮の警備に登用された玉玲。だけどそれは、国を守護する神仙たちの遊戯に巻き込まれるきっかけで!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[凍矢]

とても可愛い中華風ファンタジーでした。イラストも綺麗で、気に入りました。あっという間に読めてほっとしています。にしても、主人公の痣が国を動かすとは。とてつもないストーリーです。まぁ、皇子と、楽しい戯れ？してるシーンが大好きです。

2016/05/02

[U]

繰り返される「すべては神々の戯れごと」は惹かれる感じ。養父はあれということなのだろうか。ところでサブタイトル、咲かせちゃっていいんですか。

2015/08/29

[サラ]

”傷物の娘ばかり集められた後宮の警護として雇われた『脱いだらすごい』少女”というインパクトのあるあらすじに惹かれた。けれど、うーん今回はあらすじが面白かっただけにハードルを上げすぎたかも。後宮要素はせいぜい陛下のセクハラという名のスキンシップくらいで、恋愛要素はうっすらとしかない。主人公の美醜に疎い基準がかなりご都合主義で、どのキャラも薄っぺらく感じた。キャラがたってたのは陽明くらいかな。デビュー作の悩殺王女は個性的なキャラクターが魅力的だったのに、どうしてこうなっちゃったの？

2015/03/07

[雪花]

中華ラブコメって書いてあったけど、恋愛要素はほぼなかった気が…設定は好きだったけど、あんまり合わなかった。

2015/03/09

[bulbul]

[すべては神々の戯れ]という主題にムカイラッとしましたが、当たり前ですが主人公達の方が理不尽な仕打ちに怒ってる訳で、逆襲というか放置なのか、上手く切り抜けて拍手です。楽しい読後感でした。

2015/03/08