内容説明
「きみは若すぎる」それが私を追い払う理由なの？
両親を事故で亡くした21歳のブリタニーは、遺された借金のせいで、学校を辞めて働かざるを得なくなった。看護アシスタントの資格があったおかげで紹介されたのは、イーサン・ソープという大学教授の父親を介護する仕事。高級住宅地にある白亜の豪邸を訪れ、イーサンと初めて会ったとき、ブリタニーの心はときめいた。なんて洗練された、すてきな人！看護経験の浅さを不安視されたものの、ブリタニーは採用され、ただひたすらイーサンの役に立ちたい一心で身を粉にして働いた。そんな想いが報われかけた矢先、彼女は残酷な言葉を浴びせられる。「もう仕事をしてもらう必要はない。出ていってくれ！」■新訳改題されたデビュー作『薔薇はつぼみのままで』で話題を巻き起こした往年の作家フィリス・ホールドーソン。待望されていた彼女の新作をお贈りします。かわいそうなヒロインにどうぞご声援を！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
17
ヒーローは大学教授。医療アシスタントのヒロインにぞっこんで年若い彼女に手を出すまいと必死。誠実で優しい人だと分かっているから許せるけど、糖尿病の父、幼い息子が彼女を信頼し必要としているのに勝手にクビにする、しかも2度も。迷走しています。離婚したヒーロー元妻が理解し難いほど身勝手でびっくりです。2020/08/12
サティーシャ
3
両親を事故で亡くした21歳のブリタニーは、借金のせいで学校を辞めた。看護アシスタントの資格をいかし、イーサン・ソープという大学教授の父親を介護する仕事を紹介された。若すぎると拒絶しながら苦しむ・・・イライラしながら一気読み.オルゴールはいいな2015/09/16
