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内容説明
いま、国際金融の構造が揺らぎ、次々に新しい問題が湧出している。「円高が続くのはなぜか」「ユーロ危機はなぜくすぶり続けるのか」「人民元の国際化はすすむのか」。こうした議論の補助線として、「財政」と「決済」という側面に光をあて、まったく新しい観点から国際金融を問いなおす。ケインズやハイエクの議論を参照しながら、「これから何ができるのか」を考える未来志向の経済学。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中年サラリーマン
3
通貨に対する政策について強者の思惑でいろいろと政策が決まっていくのだがそのうち通貨がひとりでに動き出し収拾がつかなくなっていっているように感じる。ただそれにけりをつけるのも政策であり何か混沌としたものを感じる。2012/06/24
杉浦哲功
0
為替というものの歴史、固定相場制『1オンス35ドル』からニクソンショックなどを通した変動相場制への移行。 また現在の世界経済、MICなどの各国との為替の仕組みも詳しく学べる読み応え充分の一冊だと思います。 アメリカ、ユーロ、日本各国の自国通貨を世界的に見たときの通貨量の比率も5年周期で見るとやはりUSDが圧倒的なシェアを誇っているのだが、絶えず変動している事などもわかる。 FOMCまた、自国の通貨の金利差や、GDPによりその時々において持つべき通貨も異なってくるということを改めて理論を通して学べました。2017/05/12
森里健一
0
参考にならず2021/04/27