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内容説明
いま日本経済で何が起きているのか。日本政府が「5頭のクジラ」を使って始めた株の爆買いによる熱狂なき株高はいつまで続くのか。アメリカ、中国の動向は……。日本経済のみならず、世界で起きている異変に対し、経済学の根本原理まで立ち戻って徹底解明。国家が市場で賭博をやったら、国民のお金が吹き飛ばされる! 【付録】吊り上げ相場の注目株32銘柄。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミッキー・ダック
18
2万円越えの株高は、安倍政権の株価吊上げ操作による捏造だと批判。GPIF(旧年福)、3共済、かんぽ生命、ゆうちょ銀行、日銀の公的資金を使った株式爆買いによる株高だという。27兆円の手持ち資金が尽きる2年後に資産バブルがはじけ、年金や貯金の損失のツケが国民に回る。しかもこの株価操作は同じ問題の先を行く米国との談合。やはり米国の指示で日本国債の2割強を買わされた日銀。黒田総裁が認めたように、バーゼル委でリスク資産とみなされると国債も暴落の危機に陥る。怖ろしい事実がデータと共に示されていて大変勉強になった。 2015/07/16
九曜紋
9
2015年4月出版のもの。いま、世界がデフレ克服のために取り組んでいるインフレターゲット理論とその主導者である「合理的期待形成学派」は誤り、と断じるくだりは面白い。A=B(経済成長があるから景気がよくなる)ならばB=A(無理矢理株や土地を上げれば経済は成長する)が成り立つはず。このロジックはそもそも間違いであると。現実として日本経済はこの理論に基づき、アベノミクスと日銀の異次元緩和を実行しても景気は浮揚せず。副島氏の「予言」はこの部分については当たったと言えるのか。2015/04/29
田中峰和
1
AIIB設立を手放しでほめる著者だが、上海危機の際資金集めにも苦労し、その予測を外している。元高は止まらないとの説も、6月の20.23円をピークに18円台にまで下落し、予測を外している。中国は何をしても最良の評価をする副島は中国ロビーストなのだろう。確かに中国批判をするメディアや評論家ばかりの日本では貴重な存在かもしれないが、予言者と自慢する割には外し過ぎの過去がある。オバマの大統領就任直後には、中間選挙の敗北を受けて辞任し、ヒラリー大統領が誕生すると断言し大恥をかいていた。恥の上塗りは止めてほしい。2015/10/22
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